猛烈なTVコマーシャルで日本人からカネを吸い上げるやり方。以前から私は苦々しく思っていました。
保険会社=共済 という考え方を私たちはしますが、アメリカでは、保険会社でも一つの会社にすぎません。
経営者たちがカネをこの保険会社からひったくって自分たちの収入にするために存在しているような体質があります。
「短期決戦型アメリカ式経営」の悪さがモロにでています。
こういうことを許し続けてきたのは自民党政治。
アメリカ隷従政策の結果。
アメリカがTPPでやりたいのはまさにこういうカネのヒッタクリです。郵政民営化をやらせ、そしてひったくる。農業とか工業とか時間がかかるようなものよりも、金融分野でカネでひったくるのが目的
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「白いアヒルや招き猫ダックのCMでおなじみの外資系生命保険会社アフラック。
業界ナンバーワンの保有契約件数を誇る同社に対し、異例ずくめの金融庁検査が行われたことで、保険金支払い体制のずさんさ、過度な営業姿勢、不透明な保険料の運用など、イメージと懸け離れた姿が浮かび上がってきた。」
クレームで多数発覚したずさんな支払い体制
「業務改善命令の解除が目前に迫った11年12月、10年度の支払い漏れ件数の報告で突如、アフラックのずさんな支払い体制が浮かび上がった。契約者から保険金が少ないとクレームを受けて判明した支払い漏れ(外部発見)の件数が246件と、他社の10倍近いことが発覚したのだ。」
「アフラックは保険金の支払い体制をなおざりにする一方で、新契約の獲得には躍起になっていると指摘される。例えば、電話で保険の勧誘を行うテレマーケティングの多用だ。とりわけ、「契約獲得実績は高いが、筋が悪い」(生保関係者)と業界内で悪名高い専門業者を使って、営業をかけまくっているというのだ。」
「日本に主導権なし米国本社の言いなり
この経営姿勢を決めているのは、実は米国本社だ。日本のアフラックは「支店」であるため、「現地法人」とは異なり、意思決定の権限がない。つまり、最終的な意思決定は米国本社が行っているのだ。とはいえ、アフラックの売り上げの7割以上が日本によるもので、しかも、日本の税引き後利益の約70%、多い年は100%を米国本社に送金している。そのカネで米国本社は自社株買いを行い、高額な配当を支払うことで、高い株価を維持するビジネスモデルなのだ。」
「週刊ダイヤモンドはこうした諸問題に対し、日本の代表者である外池徹社長宛てに質問状を送ったが、アフラック側は回答を拒否。保有契約件数では日本生命保険をはるかに超える2100万件に及ぶ日本の契約者に、説明する気はないようだ。」
「これまでアフラックが日本で果たしてきた功績は少なくない。
「がんによる経済的悲劇から人々を救いたい」との理念から日本で初めてがん保険を発売し、今や年間4400億円を超える保険金を支払うほどだ。数え切れないほどの人の役に立っている保険会社だからこそ、今まさに襟を正すことが求められ
ている。」
アフラックの“欺瞞”にメス
金融庁が前代未聞の長期検査