まさか、ラオスでこれほどの巨悪が行われていたとは。
当時、ベトナム戦争に世界の関心が集中していたでしょうから、その裏で、ラオスで何が起きていたか、は殆ど世界的に報道されなかった筈。
11日深夜のNHK衛星放送を見るまでは私も全く知りませんでした。
NHKオンデマンドで見れますので、高校、大学の歴史の時間に見せてほしいです。アメリカという国の本質が良く分かります。これだけ残酷なことを平気で大統領が承認し、米軍が実行します。この本質は今も何ら変わることなく、
ベトナム:推定戦死者 1,177,000 行方不明者 604,000
民間人死者 3,000,000、
ラオス:20万人の戦死者
イラク:イラク人死者数、約65万5000人
アフガニスタン、リビア、それにイランも、、、絶え間なく継続されています。
この巨悪の帝国の属国、で日本があり続けることを望んでいるのが、自民党総裁、民主党総裁の選挙に出た、それぞれ5人と4人に共通していることでした。
「1962年、深い渓谷と山々に囲まれた秘境の地に米CIAは
作戦中枢部を作る。ラオス中部にあるロン・チェン。最盛期には4万人が住み、飛行場では頻繁に離発着が行われたという。しかし、このロン・チェンの存在は隠され、地図上にも記されなかった。アメリカ連邦議会もそのことを把握していなかったと当時の米関係者は言う。
ここを拠点に、CIAは対共産勢力への作戦を展開、ラオス国内の共産勢力のみならず、北ベトナム軍への攻勢も強めていく。この作戦の中で重要な役割を果たしたのがモン族である。彼らは農耕の他にケシなどの栽培で生計をたてていた少数民族。CIAはベトナム嫌いだった彼らの存在に注目し、対共産勢力への前線兵士として軍事訓練を行った。
秘密作戦基地の存在が明らかになったのが1971年。しかし、テレビが入り“劇場化”したベトナム戦争に米メディアの関心は割かれ、ラオス国内の秘密基地の存在にほとんど関心が払われなかった。米国に加担したとレッテルを張られたモン族のうち国内に残った人々は、山岳地帯に息をひそめ、迫害に怯えながら難民のような暮らしをしている。ベトナム戦争期の「知られざる戦争」の一端を明らかにする。」
隠された戦争
~ラオスのCIA秘密基地~2012年10月11日 木曜深夜[金曜午前 0時00分~0時50分]
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/121011.html
BS世界のドキュメンタリー「隠された戦争~ラオスのCIA秘密基地~」
http://blogs.yahoo.co.jp/naginon/63288585.html
|ラオス|CIAによるラオス「秘密戦争」が映画に
1:57ビデオ
http://ips-j.com/entry/1953;jsessionid=FB23195A57332B7830220D0CC5E05FB8?moreFlag=true
これほどの巨悪の国に隷属している国家が日本です。
中国の国内には日本の千倍、万倍の諸問題があるでしょうが、アメリカに隷従していない、という点だけでも、中国政府には「日本政府の卑屈さ」はない、ことは確実。