尖閣諸島問題:これさえ守ればいいのです。
日本政府と中国政府の間の約束事は何ですか?
答え:1972年の周恩来―田中首相、1978年のとう小平―園田外相での「この問題は棚上げにしましょう。(そして紛争を避けましょう)」です。
この約束が両者の話し合いにより改定されるまでは、両国で棚上げし続ければ問題発生を防げるのです。そして問題なく上手く行っていました。
一隻の中国漁船が海上保安庁の船に体当たりしてから日本という国が軽薄なマスコミに踊らされて集団ヒステリーになってしまった。
菅・野田政府はどうしたらいいのか分からなくなった。
過去の経緯を知っていた自民党の首脳部が民主党にその知識を伝授せず、党利党略で動いたのは最悪です。
「領土問題」にしてはいけないのです。
「棚上げ」だけが正解です。
「棚上げ」がイヤならこの約束を改定する交渉を始めないといけません。