フリーライターが片山総務大臣会見でUst中継敢行
 1月5日の片山善博総務大臣の定例会見で、フリーランスライターの畠山理仁氏がユーストリームでのネット..........≪続きを読む≫


上記の話は、実はtwitter上では結構有名なお話だったりします。

私の私見ですので、多少の暴論はお許し願いたいのですが、

まず、皆さん記者クラブと言う言葉をご存じだろうか、
各政府機関に常駐しており、大手新聞社、在京キー局が加盟しているマスコミの互助会的な組織である。
wikipedia参照
行政や各種団体は、記者クラブに情報を出し、場所を提供する事、記者クラブ側は安定的な情報提供を受けられるかわりにある程度の団体の意図的な情報も流す場合もあり、非常に持ちつ持たれつの癒着関係にあると言われている。これは、東京だけに限らず、地方自治体単位でも存在しており権力者と情報の既得権益者との相互扶助関係が長年構成されてきたわけなんですが、実は民主党政権となって鳩山前首相はいわゆる「記者会見のオープン化」を謳い記者クラブに所属していないフリーランスのジャーナリストにも記者会見の参加を認めるようにした。これが記者クラブの逆鱗にふれ鳩山たたきの一因になったというHPの書き込みも見た事があるが審議は定かでない。

しかしながら最近の検察批判と相まって、村木事件の時の報道姿勢は検察の情報をそのまま記事としており反面取材をしているとも考えられず、検察の意図的なリークを流し世論誘導をして冤罪事件の片棒を担いだ組織としてやり玉にも挙げられていますし、実際問題世界的なジャーナリズムと日本の記者クラブとは乖離していると言われており。
以前、野中元官房長官が官房機密費を評論家に渡した云々という出来事があったが、その評論家というのは基本的には大手新聞社つまり記者クラブのOB連中であり、日本のマスコミやジャーナリストというのは実は政府の手先となって民衆の扇動を行っていたとも考えられるわけである。
本来国民の知る権利を代弁するはずのマスコミがこのような状態で記者クラブという組織で情報を蔽い隠している実態を憂いまた、実際に大手報道機関にはできないような取材活動をしているフリーランスにも記者会見を公開するのは当たり前であり、それを阻害する記者クラブがマスコミを標榜するのは個人的には片腹いたいところである。

実は、twitterなどのソーシャルメディアの中でフリーランスのジャーナリストの方がフォロワーに情報を発信し、さまざまな情報を伝えてくれている。その中で今回話題になった畠山さんは「記者会見ゲリラ戦記」という本を出版し、USTREAMなどを活用して、マスコミで情報が加工される前に記者会見で政治家たちや事件の当事者がどのような事を言っているかを生で伝えてくれている。

iPhoneなどのデバイスが出現し、USTREAMがダダ漏れなどの流行語を生んでいるが、マスコミの世界では今まで考えられなかった生の情報をそのまま発信するという事を利用して、マスコミが伝えない情報をいろんな角度から発信スする人がたくさん居られる。

それらの情報はtwitter上の情報を含め玉石混交であり、取捨選択が難しいものもあるかもしれない。
しかしながら、今のテレビ新聞からは絶対に流れてこない情報が実際、twitterやyouubeなどのメディアを通じて発信されているのだ、日本の国民はこれから本当の情報はどれか、誰を信用すべきなのかを必死で見極めながらニュースを受け取る必要がある。本当の情報を見て聞いて自分で考える事が出来る人間になる。これが日本人のこれからの目指す姿であると考える。



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