ワンランク上のビタミンＣ誘導体って？

夏真っ盛り、皆様、メラニン色素を増やさないように頑張ってますか～～？

ちまたに溢れる美白ものって、たいていがビタミンＣ誘導体入り。

わかったような、わからないようなビタミンＣ誘導体。

ちょっと頭の中でまとめようと思います。

そもそも、なぜ普通のビタミンＣじゃいけないの？レモンやキュウリをパックしたのではいけないの？

酸化安定性が低く、肌へ浸透しないんですって。そこで開発されたのがビタミンＣ誘導体。

水溶性ビタミンＣ誘導体

　　肌の2～3層（表皮）までしか浸透できない。真皮まで届けるためにはイオン導入が必要。

　　高濃度にすると刺激が強い。安価。

油溶性ビタミンＣ誘導体（ＶＣＩＰ）

　　塗るだけで真皮に届く、刺激が少なく、油溶性だけに肌へとどまる時間が24～48時間と長い。

　　高濃度でも刺激が少ない。

じゃあ、もう油溶性だけでいいんじゃね？と思いますが進化するんですよ。

アプレシエ（ＡＰＰＳ）＝両性ビタミンＣ誘導体

　　塗るだけで真皮まで届くのはもちろん、ＶＣＩＰに比べて到達時間が早い。

　　しかし、高濃度にすると泡立つ。

　　加水分解が早いので、小さいサイズをたびたび買って新鮮なものを使わなくてはならない。

　　安定性に欠ける。

APPSを体験させていただいた時の記事はこちらです。　　★

アプレシエは、従来のビタミンＣ誘導体より乾かないし非常に優れてはいるのですが

小ロットをたびたび買うのが手間。

そして、またまた進化。

Ｆuncos C-IS(イソステアリルアスコルビルリン酸Ｎａ）＝最新型ビタミンＣ誘導体

　　これはアプレシエの欠点を補って、＋α効果まで併せ持つのです。

　　安定したビタミンＣ誘導体であり、脂溶性が付加されているので、角層バリアを通過しやすく、

　　皮膚浸透性が高い。 (単純塗布で、真皮まで浸透する)

　　線維芽細胞に作用して、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の増加が期待できる。

ひぇ～。

こうなったらアプレシエで感動している場合じゃないね。（爆）

今回、お試しさせていただいたのはその期待の成分、Ｆuncos C-ISが入った美容液

です。

セルディア　モイストエッセンス

■配合成分（※キャリーオーバー成分を含む全成分）
水、 BG、イソペンチルジオール、ペンチレングリコール、イソステアリルアスコルビルリン酸2Na、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、乳酸、グリチルリチン酸2K、コメヌカスフィンゴ糖脂質、アルギニン、オウレンエキス、 PCA-Na、加水分解コラーゲン、クエン酸、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、リン酸2Na、リン酸Na、水酸化Na、キサンタンガム、フェノキシエタノール

コメヌカスフィンゴ（セラミド）やＮＭＦ（天然保湿因子）の乳酸、PCA-Naまで入っているのは

うれしい限り！

こんな透明な液体でさらっとしているテクスチャーです。