- 恩田 陸
- 夜のピクニック
結構前、本屋対象受賞作ということで平積みされてたなぁ…。
それをなんで今読んだかというと…。
ブックオフに売ってたから(笑)
年末大掃除の関係で本を大量に処分。
36冊→資源ごみ(泣)
29冊→ブックオフ
といった感じでした。
んで、ブックオフで売って、150円分のポイントと抽選で当てた300円分のタダ券をあわせて、買ってきました。
プラマイゼロというかマイナス…。
さて、
小説の題材となっている「歩行祭」は実際に作者の出身校で行われてきた行事だそうです。
疲れそう(笑)
80キロをひたすら歩く。
イヤだなぁ…。
でも、そのことによって、普段はいえないことなどを友達と語り合うことができる。
そんな行事みたいです。
そんな中で、心に残ったのが…。
「普段は思考がある程度断絶されてしまうけれど、歩いている限り思考が一本の川となって自分の中を流れていく」
というところ。
確かに、今の日常生活では、1日ずっと同じことを考えていられるというのはめったにないことだよなぁとおもう。
何を考えていたにしろ、必ず思考はどこかで物理的に途絶えてしまう。
よくレポート構想とかねるとき散歩するけど、それの長いバージョンってことでしょう。
ただ、体力的に段違いにきつそうだけど…。
何かしながらのほうが、色々考えられるからね…。
単純作業とか、歩いてたりとか。
話のストーリー的には高校生~大学1年くらいまでに読みたかったなぁと言う感想が正直なところ。
そのころに読んだ方が得られ物は大きかったかなぁ?って思います。
追記:皆さんのレビューなどを読むと、やはり青春を思い出すという方が、多いみたいですね。
&映画化 したんですね、初めて知りました…。
でも、映画化して、果たしてこの作品は楽しいんだろうか?
どちらかというと、やはり本で一人じっくりと読むほうが向いてるかと思いますが…?
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