「怒るくらいなら泣いてやる」。

略して「おこない」。

ライブを観たり、映画を観たり、レコード聴いたり、どっか行ったり、

あれしたりこれしたりといった日々の「おこない」について、

あれこれの溢れる思いを溢れるままに書いてます。


1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2012年02月15日(水)

第54回グラミー賞、僕の選んだパフォーマンス・ベスト5。

テーマ:音楽

一昨日行なわれた第54回グラミー賞のなかで、特によかったパフォーマンスを5位まで選んでみました。


1度観ただけだったらまた違った結果になっていたと思いますが、生放送と再放送の2回を通して観て、このような順位になりました。



1位: 「I Will Always Love You」ジェニファー・ハドソン


迷うことなく、ぶっちぎりでこれが1位ですね。
「あなたのベスト5は?」と訊いたら、かなり多くの人がこれを1位に挙げるんじゃないでしょうか。


前日のホイットニーの急死を受けて急遽組まれたトリビュートで、チャカ・カーンとジェニファー・ハドソンがその役を務めるということをツイッターで僕が知ったのは前日の(日本時間の)午後から夕方にかけてくらいでした。
当然ジェニファー・ハドソンには十分な準備の時間も心構えの時間もなかったはずです。
ホイットニーの急死に際して計り知れない動揺があったでしょうし、そのトリビュートを自らが務めるとなれば計り知れないプレッシャーもあったでしょう。


チャカ・カーンは結局出演しませんでした。
憶測で書くのはよくないけれど、やはり動揺とプレッシャーが大きすぎたのかもしれません。
しかし、ジェニファーはそうした動揺やプレッシャーや悲しみを抱えながら、ホイットニーへの想いを歌で表現してみせた。
悲しみよりも敬意や愛情を今はホイットニーに伝えたいのだという、そんな想いで歌っているようだった。
その態度に胸をうたれましたし、何より歌唱そのものが素晴らしかった。
ア・カペラで歌い始めるその瞬間から会場の空気が変わったのを感じましたね。

そしてサビへと移る前に一拍置いたとき、観客から拍手と歓声が沸き起こったのですが、ジェニファーはそれを手で制して静かにまた歌いだした。
唇は震えてましたが、泣くまいという想いが表情から伺えました。
Always Love Youというその言葉を歌っているときの手の動きは、明らかにホイットニーへと向けられていました。
で、We Love Youの言葉で歌い終わると後ろのスクリーンに映ったホイットニーに投げキス。
We。つまり私とみんなの想いをあなたに伝えたいという、その気持ちが込められた本当に美しいトリビュート・パフォーマンスだったと思います。



2位: 「Gentle On My Mind」ザ・バンド・ペリー~「Southern Nights」ブレイク・シェルトン~「Rhinestone Cowboy」グレン・キャンベル


日本だとカントリー的なものはアレなのでなかなかナニですが、これは今回のグラミーのひとつのハイライトでしょう。
功労賞が与えられたグレン・キャンベルのパフォーマンスで、グレンのお孫さんくらいの年代にあたるザ・バンド・ペリー、からのブレイク・シェルトン、からの本人登場というメドレー。
グレン・キャンベルは、1936年生まれだから76歳になるんですかね。
今回の出演者のなかだとトニー・ベネットが最年長で、その次でしょうか。


グレン・キャンベルといえば、僕なんかの年齢だとやっぱりコカ・コーラのCM曲だった「カミング・ホーム」とか、今回歌われた「ラインストーン・カウボーイ」とかを小学5年だか6年だかの頃に意識するわけでもなく聴いてたわけで、だからグレンさんの歌声を聴くと懐かしさやらなんやらの甘酸っぱいものが込み上げてもくるわけですが。
そんなベテランのグレンさんは、去年アルツハイマー型の病をわずらっていることを公表して、引退を宣言。
ラストツアーを行なっているところのようですが、華々しい大舞台に立つのはこのグラミーが最後だったわけですね。


グレンさん、とても嬉しそうに歌っておられました。
現行のシーンで大活躍する自分のお孫さんくらいの年代の歌手たちと一緒に、幸せそうにステージで動いて、歌っておられました。
サビを観客に歌わせたり、Vサイン出したり。
最後は、「なんだ~、ワタシの出番はこれで終わりか~」みたいなことを言って、そこで場面転換となりました。
もっと歌いたかったんだろな~、気持ちよかったんだろうな~、嬉しかったんだろうな~、って思いましたね。
本放送で観てたときは僕、ああ、相変わらずいい声だな、さすがベテランだな、ぐらいの感じで観てたんですが。
再放送で改めて観直したら、なんか涙が出てきちゃいましたよ。
背景に流れる若き日のグレンの映像と現在のグレンの重なりもいろいろ思わされるところがあってね。
ホント、いいステージでした。


(新人賞は残念ながら逃した)ザ・バンド・ペリーもすごくよかった。
彼女のヴォーカリストとしての実力も感じられたし、グレンの「Gentle On My Mind」がまたピッタリはまってたし。
それにミランダ・ランバートの旦那様、ブレイク・シェルトンの歌も実に大した安定感。
ブレイク・シェルトン、初めはグレンさんのステージを後ろから心配そうな表情で見てたけど、途中から、ちゃんとしっかり歌えているグレンさんに安心したみたいで嬉しそうな表情に変わった感じがまたよかったです。


因みにこのコーナーを紹介したのがテイラー・スウィフト。
で、テイラーからザ・バンド・ペリーという具合に、グレンの築いたポップ・カントリーがこうして今に継承されているというその縮図が示されているようだったのもよかったです。


あと、今回のグラミーではビーチ・ボーイズの再結成もあったわけですが、かつてブライアン・ウィルソンがビーチ・ボーイズのツアー活動から退いたときに代役を務めたのがグレン・キャンベルだったわけで、今、同じ式典に両者はどんな思いで出てるんだろとか。
バックステージではゆっくり話したのかな、どんな話をしたんだろな、とか、片や復帰~再結成、片やアルツハイマーで引退だけど、でも、生きててこうしてどちらも華やかな舞台で歌ってるんだからそれは素晴らしいことじゃないか、とか。

そういう歴史的なことやらいろんな想いやらがギュッと詰まった意義深いメドレーだったよなと、改めて思ってジンときたのでした。



3位: 「My Valentine」ポール・マッカートニー


エンディングのロックなポールもよかったけど、再放送で観直して僕がよりグッときたのは、しっとり歌われたこっちのほう。
このところ新作を気にいってよく聴いてたってこともあるけど、これは沁みました。
ストリングスと、ポールのさすがに少し枯れてきた声の合わさりがちょっと切なくていいんですよね。
特にいいのがダイアナ・クラールのピアノ。
先週のiTunesのスタジオライブを観てても思ったけど、ポールがダイアナ・クラールを迎えたのは大正解。
ジョー・ウォルシュのアコギも味わい深さがありました。
それと、ポールを映してたところから引いてって、オケを映してダイアナ・クラール、で、ジョー・ウォルシュっていうカメラ・ワークもよかったです。



4位: 「Golden Slumbers」~「Carry That Weight」~「The End」ポール・マッカートニー


エンディングを飾るに相応しかったポールのメドレー。
ここ数年のグラミー賞の終わり方のなかではもっともよかったんじゃないですか?!。
先の「My Valentine」がしっとりした行き方だっただけに、ロックなポールが観たいんじゃという人も多かったと思うけど、そうやってじらしといて最後に弾けるっていうやり方もおいしいですよね。
ボスとジョー・ウォルシュとデイヴ・グロールを迎えてのギター合戦も、そりゃ盛り上がらないわけがないっていう。
しかし、デイヴの勢い任せの弾き方はワンパターンだったな(笑)
それに比べて、ポールの冷静だったこと。
さすがでした。



5位: 「We Found Love」リアーナ


4位まではあっさり決まったんですが、あとひとつをどれにするか迷いに迷って、結局これにしました。
いや、ビーチボーイズ再結成にももちろんグッときたし、アリシア・キーズとボニー・レイットによるエタ・ジェイムス・トリビュートも沁みたし、っていうんでずいぶん迷ったんですがね。
まぁ、リアーナ大好きってことで贔屓も多分に入ってるんですが。
でも、このパフォーマンスは最高にかっこよかったでしょ。
今やリアーナ最大のヒットとなった「We Found Love」をナマだとどう歌うのかってことにすごく興味があったんだけど、おお、こういうふうにやるんだっていうね。
後半の大人数での揃いのダンスも圧巻。
リアーナ、背が高いから飛び抜けてかっこいいんだ。
「ホイットニーのために叫んで~!!」ってなシャウトにも気持ち上がりましたわ。


因みにこの曲からコールドプレイとのコラボへと続いたわけですが、それはまあ、正直、期待してたほどのものではなかったかな。
クリス・マーティンがもうちょっとしっかり歌える人だったらだいぶ違ったのになぁ……っていう。



というわけで、僕の選んだベスト5はこの順位に。


繰り返しますが、もちろんマルーン5とフォスター・ザ・ピープルが混ざってのビーチボーイズ再結成も、アリシア・キーズとボニー・レイットによるエタ・トリビュートも、相当グッときたんですよ。
ほかにも、J.B.気取ったブルーノ・マーズの華やかさとか、エクソシストみたいなノリのニッキー・ミナージュのガガをも上回るようなパフォーマンスとかね。
あと、イメージ変えてカントリー・ポップの原点に戻ったようなテイラー・スウィフトもよかったし(音程外しまくって酷評された2年前だかとは見違えるようで、ああ、成長したんだなぁと)。
フー・ファイターズ曲のマッシュアップっぷりも強烈だったデッドマウスの悪意も「うひゃひゃ」と笑えるぐらい痛快でしたしね。


因みにアデルは、あれ、きっと会場で聴くことができたら、相当感動したと思うんですよね。
ただ、復帰しての久々のステージとあって、やはり本調子ではなかった。
いや、それでも十分に素晴らしかったんですが。


あ、あと、今回パフォーマンスの要請に関して意見を通し、自分たちの曲以外の曲を歌うのは本意じゃないと出場を辞退したボン・イヴェールですが、スピーチのなかでは彼の正直な言葉がすごく胸に響きました。

今度はやはり彼のパフォーマンスもこの場所で観てみたい、と思ったりも。


それとデイヴ・グロールの、コンピュータよりも生演奏に宿るヒューマンな感覚こそが大事だというようなスピーチもよかったんですが、でもそういういいこと言ったあとにデッドマウスの「Rope」のリミックスで首ふってたのがおいおいって感じで、それはちょっと面白かったです(笑)


まぁ、でも、この日のグラミーで言葉の部分における才能とか誠実さをもっとも感じたのは、結局、司会を務めたL.L.クールJでしたね。
とりわけ始まりのときのホイットニーに関する言葉。
あれは沁みた。
彼のホイットニーに対する心からの言葉と、わずか一日の間に式の台本をあのように書き換えたスタッフの働きは称賛に値するものでしょう。


というわけで、来年もぜひまたL.L.クールJに司会をやっていただきたい。


あと、最後にもうひとつだけ。
エイミーのトリビュートがまったくなしってのはどういうこと?

そりゃないっすよ、スタッフ~~。




2012年02月13日(月)

第54回グラミー賞授賞式を観終えて。

テーマ:音楽

第54回グラミー賞授賞式が終了しました。


ホイットニー死去の翌日ということで重々しい雰囲気が漂っているところもあるにはあったけど、そんなムードを吹き飛ばすような素晴らしいパフォーマンスもいくつかあって、今年もスマホ片手にあれこれツイートしながら楽しんで観ることができましたよ。


受賞の結果は下馬評通り、アデル、アデル、アデル。
なんとノミネートされていた6部門の全てを獲得。
大どんでん返しの多いグラミーなので、意外と最優秀アルバムはフー・ファイターズに渡るんじゃないか、最優秀レコードはボン・イヴェールに渡るんじゃないかともチラと思ったりしたんですが、今回ばかりは多くの人がそう思っていた通り、アデルがかっさらっていきましたね。
即ちアデルはグラミーの会員たちも素直に認めざるをえない歌手だったということ。
あまりにも予想通りすぎてちょっと拍子抜けしたところもありますが、でも妥当な受賞ですし、よかったと思います。


で、予想通りフー・ファイはロック系部門で多数受賞し、カニエはヒップホップ系部門で多数受賞。
(カニエが欠席だったのは単にスケジュールの都合? いや、あれほどの傑作が最優秀アルバムにノミネートすらされなかったのでムッとして出なかったんじゃないですかね)

例年に比べて、驚きの少ないグラミー賞ではありました。
いや、それでいいんでしょうけど。


さて、このブログでの予想はいくつ的中したか。


今回僕は全78部門中、30部門を予想してみたわけですが。
結果はというと……。
ちょうど半分の15部門でした。


昨年の第53回が40部門予想して17部門的中。
一昨年の第52回が31部門予想して13部門的中。
その前の第51回も31部門予想して13部門的中。

んー、的中率、やっぱりそんなに変わらずですね。
いつも大体半分くらい。
ま、こんなものか。


今年はわりといつも当たってるR&Bの部門がことごとく外れ。
カントリー部門もけっこう自信あったんですが、当たったのは「Best Country Song」のみ。


で、主要4部門は素直にアデルに“置きに”いったこともあって、4部門中3部門は当たったんですが、最優秀楽曲だけはボン・イヴェールに行くだろうと読んだらこれが失敗。結局これもアデルでした。
主要部門はアデルとボン・イヴェールで半々かと思ったんですがね。


ちょっと意外だったのは、ダンス系部門でデヴィッド・ゲッタがかすらず、スクレリックスに複数の賞がいったこと。
それと、去年の活躍が目立ったカントリーのジェイソン・アルディーンがパッとしなかったこと。

あと、レディー・ガガが無冠で終わったのは予想通りでしたが、ブルーノはひとつくらい獲ると思ったのでちょっと残念でしたね。


まぁ、とにもかくにも、「アデル、おめでとー」っていうことで。
これでようやく日本でもアルバムが売れ始めることになるんじゃないでしょうか。


はい、明日はこれまたいつもの通り、「僕の選んだパフォーマンス・ベスト5」を発表します。
1位は決まってますよ、恐らくみなさんと同じですよ。


あ、それから、生中継のスタジオ・ゲストでは、パティ・オースティンとシンディ・ローパーの話が非常に説得力あってよかったですね。
あのお二方には来年もスタジオにいてほしいっていう・笑




受賞結果はこちらをどうぞ。

http://www.grammy.com/nominees


2012年02月12日(日)

第54回グラミー賞の受賞作(及び受賞者)を予想してみました。

テーマ:音楽

いよいよ明日に迫った第54回グラミー賞授賞式。


本日、ホイットニー・ヒューストンの急死を受けて内容が一部変更になり、急遽ジェニファー・ハドソンとチャカ・カーンによるホイットニー追悼パフォーマンスが発表された。
追悼パフォーマンスとしては、先にボニー・レイットとアリシア・キーズによるエタ・ジェイムス・トリビュートが発表されているが、このほかエイミー・ワインハウスのトリビュートも恐らく何らかの形であるに違いないし、ブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドのパフォーマンスは亡き友クラレンス・クレモンズに捧げるものとなるだろう。
追悼ばかりで何やらしんみりしたトーンにもなりかねないが、しかしそこは年に一度の音楽の祭典。
悲しみに沈んだムードを吹き飛ばすような式になることを期待したい。



というわけで、今年もまた受賞作品(及びアーティスト)の予想をしてみました。

いつものように主要4部門とそのほかの気になる部門の「予想」と「希望」(←獲ってほしい作品)です。
では。


まずは主要4部門。


●Record Of The Year
予想「Rolling In The Deep」Adele
希望「The Cave」Mumford&Sons


●Album Of The Year
予想「21」Adele
希望「21」Adele


●Song Of The Year
予想「Holocene」Bon Iver
希望「The Cave」Mumford&Sons


●Best New Artist
予想 Bon Iver
希望 Bon Iver


実はけっこう悩んだ結果です。
みんな、アデルが「Best New Artist」を除いた3部門全部持ってくと思ってるでしょ?
妥当にいったらそうなんですが、そうなるとは限らないのがグラミー賞。
大方の予想は覆って当たり前。
ということで、「Records~」はアデルじゃなくてボン・イヴェールなんじゃないかと実は今もまだ迷ってるところなんですが。
とりあえず、「Record~」と「Album~」はアデルということで「置き」にいって、「Song~」をアデルだけじゃなく、ボン・イヴェールのほうに予想してみました。
でもなんか、フタをあけたら「Album~」以外は全部ボン・イヴェールに行くような気もするんだよなぁ。


あと、「Album~」がフー・ファイターズに渡る気がしなくもない。
彼ら、グラミーへの貢献度が高いですからね。
最高傑作とされる今作でもっとも栄誉のある「Album Of The Year」を…っていうのは、会員の立場になって考えると大いにありそう。
それと「Best New Artist」ですが、グラミーがカントリーに甘いことを考えると、これはザ・バンド・ペリーに渡りそうな予感も実はちょっとしたりしてます。


ってな感じで、まだだいぶ揺れてるんですが……。
ブツブツ言っててもしょうがないので、上の予想で。
どうなるかなぁ。



続いて、そのほかの気になる部門も。
因みに今年のグラミーは、前年の全109部門から全78部門へと大幅に縮小されてます。


●Best Pop Solo Performance
予想「Firework」Katy Perry
希望「Firework」Katy Perry


●Best Pop Duo/Group Performance
予想「Body And Soul」Tony Bennett&Amy Winehouse
希望「Body And Soul」Tony Bennett&Amy Winehouse


●Best Pop Instrumental Album
予想「The Road From Memphis」Booker T. Jones
希望「The Road From Memphis」Booker T. Jones


●Best Pop Vocal Album
予想「21」Adele
希望「Loud」Rihanna


●Best Dance Recording
予想「Sunshine」David Guetta & Avicii
希望「Scary Monsters And Nice Sprites」Skrillex


●Best Dance/Electronica Album
予想「Nothing But The Beat」David Guetta
希望「Scary Monsters And Nice Sprites」Skrillex


●Best Traditional Pop Vocal Album
予想「Duets II」Tony Bennett & Various Artists
希望「Duets II」Tony Bennett & Various Artists


●Best Rock Performance
予想「Walk」Foo Fighters
希望「The Cave」Mumford & Sons


●Best Rock Song
予想「The Cave」Mumford & Sons
希望「The Cave」Mumford & Sons


●Best Rock Album
予想「Wasting Light」Foo Fighters
希望「Wasting Light」Foo Fighters


●Best Alternative Music Album
予想「Bon Iver」Bon Iver
希望「Bon Iver」Bon Iver


●Best R&B Performance
予想「Pieces Of Me」Ledisi
希望「Far Away」Marsha Ambrosius


●Best Traditional R&B Performance
予想「Surrender」Betty Wright & The Roots
希望「Surrender」Betty Wright & The Roots


●Best R&B Song
予想「You Are」Charlie Wilson
希望「Far Away」Marsha Ambrosius


●Best R&B Album
予想「Second Chance」El DeBarge
希望「Second Chance」El DeBarge


●Best Rap Performance
予想「Otis」Jay-Z & Kanye West
希望「Moment 4 Life」Nicki Minaj & Drake


●Best Rap/Sung Collaboration
予想「What's My Name?」Rihanna & Drake
希望「I Need A Doctor」Dr. Dre, Eminem & Skylar Grey


●Best Rap Song
予想「All Of The Lights」Kanye West, Rihanna, Kid Cudi & Fergie
希望「All Of The Lights」Kanye West, Rihanna, Kid Cudi & Fergie


●Best Rap Album
予想「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」Kanye West
希望「My Beautiful Dark Twisted Fantasy」Kanye West


●Best Country Solo Performance
予想「Dirt Road Anthem」Jason Aldean
希望「Mama's Song」Carrie Underwood


●Best Country Duo/Group Performance
予想「Don't You Wanna Stay」Jason Aldean With Kelly Clarkson
希望「You And Tequila」Kenny Chesney Featuring Grace Potter


●Best Country Song
予想「Mean」Taylor Swift
希望「You And Tequila」Kenny Chesney Featuring Grace Potter


●Best Country Album
予想「My Kinda Party」Jason Aldean
希望「Own The Night」Lady Antebellum


●Producer Of The Year, Non-Classical
予想 Danger Mouse
希望 Danger Mouse


●Best Short Form Music Video
予想「Lotus Flower」Radiohead
希望「Lotus Flower」Radiohead


●Best Long Form Music Video
予想「Foo Fighters: Back And Forth」Foo Fighters
希望「Foo Fighters: Back And Forth」Foo Fighters



とまあ、こんな感じ。
「予想」と「希望」が同じっていうのがだいぶ多いですけどね。
いくつ当たるか。

明日は朝からテレビの前に構えて、じっくり楽しみたいと思ってます。
感想はその都度ツイッターでつぶやきますね。


尚、去年の12月からWOWOWさんのグラミーのフェイスブックで、17回に渡ってコラムをアップしてきました。
よろしければ改めてそちらを読んで予習に役立てていただけると幸いです。

http://www.facebook.com/wowow.grammy?sk=wall&filter=2/



また、WOWOWさんのグラミー賞特設サイトはこちら。

http://www.wowow.co.jp/music/grammy/



全てのノミネート・リストはこちらをご覧ください。

http://www.grammy.com/nominees




2012年02月11日(土)

ロス・ロンリー・ボーイズ@渋谷クラブクアトロ

テーマ:ライブ

2月7日(火)


渋谷クラブクアトロで、ロス・ロンリー・ボーイズ。


待望の、まさしく待望の初来日公演だ。
僕は数年前にグラミー賞授賞式を観に行って彼らのナマ音を聴いたことはあったが、ちゃんとしたライブを体感するのは今回が初めて。
クアトロに集まった大半の人も今回が初めてであるはずで、だから「このときを長年待ってたんじゃあ!」という熱い思いが開演前からそこで煮え立っていた。


満杯のクアトロ。

見渡しゃ、男、男、男。
実に9割以上が男性客。
しかも40代以上と思しき方ばっか。
つまり、おっさんだらけ(オレ含む)。
それもロックにゃ一家言ありそな方々ばかり。
ここまで男だらけの洋楽ライブも珍しいんじゃないか。


そんななか、大歓声で迎えられたメキシコ系アメリカ人の兄弟3人=ロス・ロンリー・ボーイズは、日本語挨拶で親しみやすく満杯の客に応えて笑顔を見せ、そして初っ端からジャム・セッション的な曲をぶちかます。


3分間のコンパクトなヴォーカル曲から始めてじわじわ温めるんじゃなく、普通に考えればハイライトに持ってきてもよさそうなジャム・セッションっぽい曲を初っ端に持ってくるその大胆さは、「そりゃあオレたちゃライブバンドじゃけん」とでも言うような態度で胸がすく。
しかもそのなかに「ビリー・ジーン」やら「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」やらのフレーズをさらっと入れ込んだりも。
そりゃもう始まり早々、血わき肉躍る男祭りの様相。


で、前半は新作『ロックパンゴ』からの曲を立て続けに。
「バットマン」のフレーズを入れ込んだあの曲(タイトル忘れた)とかもう、かっこいいったらありゃしない。


ギターのヘンリー、ベースとヴォーカルのジョジョ、ドラムのリンゴの3兄弟。
トリオであって最大級の音の厚みがたまらん感じ。
(僕はちょっとジョニー、ルイス&チャーを思い出したりも)


スティーヴィー・レイヴォーン直系のヘンリーのギターと、いい味わいのジョジョの歌。
柔軟なリズムに、キレイなハーモニー。
その合わさり具合は実にナチュラル。
ナチュラルなんだが、味は濃厚だ。


ファンキーな揺れは、黒っぽいわけじゃなく、ああこれが“テキシカン・グルーヴ”なのだなとカラダで納得できるものであり。
進むほどに自分の耳とカラダがうひゃうひゃ喜んでいるのがよくわかる。


で、途中、日本の震災のことに触れ、「たいへんだと思うけど、でも笑顔が大事。笑顔を絶やさずに」というようなことを言って「スマイル」をやってくれたときには、さすがにグッときましたな。
ああ、彼らは日本のことを思ってくれている、それがこんなにも演奏と態度に表れている、とね。
「バンザーイ」とか「カンパーイ」とか、日本語もいろいろ覚えてきたようだったし。


何より忘れられないのが、あれは本編最後のヒット曲「ヘヴン」のとき。
ヘンリーがイントロのフレーズを弾いた瞬間、観客たちが「イエーイ!」っていう歓声でそれに反応したのだが、そのときのヘンリーの嬉しそうなあの表情といったら。
で、みんなが一緒に歌って、もちろん僕も歌って、それでまたヘンリーもジョジョも本当に嬉しそうで。
一体感とはまさにこのこと。
あのとき、もっとも胸が熱くなりました。


何しろ熱い気持ちのこもったライブだった。
ライブでたたきあげてきたバンドだからこそ観客たちの気持ちとか熱とかがわかるのだろう。
だから彼らは“魂の演奏”なんて言いたくなるようなものを聴かせてくれたわけで。
その心のこもり方に僕は感動しちゃったわけで。

5ヵ月分くらいの元気を注入された感じ。

「ありがとう」なんてことも彼らに言いたいくらい。


だから、またしても書いちゃうけど。
次はぜひとも苗場で観たいぞ!

ロックパンゴ/ロス・ロンリー・ボーイズ



「ROCKPANGO 公式YouTubeチャンネル」

http://www.youtube.com/user/loslonelyboys?ob=0



「Heaven」 …やっぱこれ!

http://www.youtube.com/watch?v=NPIWkzUaDvQ




2012年02月10日(金)

エド・シーラン@青山FIAT CAFFE

テーマ:ライブ

2月6日(月)


青山・FIAT CAFFEで、エド・シーラン。


今年のブリットアウォードでアルバム・オブ・ジ・イヤーなど4部門にノミネートされて注目度が高まっているイギリスの新鋭SSWがプロモーションで初来日。
青山のカフェにぎっしり人を集めてショーケース・ライブを行なった。


アコギ弾き語りながらも、1曲目から一部分をファンに歌わせるあたり、楽しませるツボを心得たステージング。
なにしろ年間300本以上のライブをやってのしあがってきた、近年稀にみる“ザ・たたきあげ”。
そりゃもう堂々としたものだ。


まだ20歳の若さなのだが、ナマで聴くその歌声はCDで聴くより憂いがあって、枯れてさえいる印象。
レイ・ラモンターニュを若返らせた感じ……というと大袈裟に感じられる方もいるかと思うが、でもそのくらいCDとは異なる感触だった。


そして、歌への入り込み方、想いの込め方が素晴らしかった。
10代の始め頃、ダミアン・ライスの弾き語りライブを観て影響を受けたそうだが、なるほどといった感じだ。


何しろ落ち着いていて、浮ついたところがない。
弾き語りでも十分な説得力を持っていた。
が、ならばバンドでやったらどうなるのか、いつかそれも観てみたいという気にもなった。


僕は彼の、敗者に寄り添ったような歌が好きだ。
やろうとしてもうまくいかなくて、結局はまた酔っ払って、っていうような歌が他人事じゃないようでグッときてしまう。
特に「The City」という曲が好きで、どこにいてもどうしようもなく自分がよそ者に思えるその感じに自分を重ねて胸の奥が少し痛くなったりもする。


こういう若者が自分の力でのしあがってきて、ちゃんと正統な評価を受けているということは、なんだか嬉しいし、力が湧く。


翌日インタビューもしたのだが、しっかり世界を見据えているあたりが頼もしかった。
けど、かっこいいというよりその風貌は、どこか動物みたいで、可愛くもあったが。


プラス/エド・シーラン

「The A Team」
http://www.youtube.com/watch?v=0UJfcUTxu6k

「Lego House」

http://www.youtube.com/watch?v=pxUMQ0y6_0E&feature=relmfu

2012年02月10日(金)

トロンボーン・ショーティ@渋谷クラブクアトロ

テーマ:ライブ

2月2日(木)


渋谷クラブクアトロで、トロンボーン・ショーティ。


1年ちょっとぶりに同会場での来日公演。
一昨年だったかその前年だったかのフジロックを含め、今回で3度目の日本公演となる。
毎回観てます、僕。
前回のクアトロ単独も素晴らしかったが、フジの深夜のクリスタルパレス・テントの興奮が今でも忘れられませんな。


ライブの内容自体は、前回のクアトロ公演と大きくは変わらず。
アンコールでは今回もバンド・メンバーが楽器を持ち替えて演奏したし。
客電がついてからまたダブル・アンコールで出てきて演奏したし。


そういう意味で、新鮮な驚きみたいなものはそんなになかったのだが。
なんというか、この男には誠意があって、やはり胸を熱くさせるライブを見せてくれたのが嬉しかった。


スローで“聴かせる”曲は、今回はまったくなかったように記憶している。
過去2回よりも肉感的に、ハードに、ゴリゴリと、ブリブリと、突き上げるようにとばしていった。
ファンクでありつつ、ある意味ロック的な強引さ・豪快さがあった。
いろんな球で変化つけるのではなく、けっこうストレートをバンバン放り込む感じ。


とはいえ、レッチリやジミヘン曲のフレーズを混ぜたり、J.B.気取ったアクションとったり、ラップしたりと、ちょっとした工夫もそこここに。


ショーティはある意味で若々しいとも言えるし(だってまだ20代半ば)、実直とも言えるが、反面、ずいぶん風格が出てきたように思えるところもある。
で、筋肉隆々の太い腕でトロンボーンまたはトランペットを高くあげるそのポーズにはスター性も感じさせる。
かっこいいんだ、なにしろ。


バンドのメンバーみんなもバカテクと人間味の両方を持ち合わせていて、ああ、バンドらしいバンドのうねりがここにあるなと思わせてくれる。
特にベーシストが僕は好きでねぇ。


因みにバンド名はORLEANS AVENUEという。
オーリンズからオレたちは発信してんだという意識というか心意気に、やはりグッときちゃうライブなのだった。


あー、楽しかったー!
と、いい気分で浮かれながら会場を出て、帰りがけ、ひとりゴハン食べつつツイッターのTL見たら、そこでデイヴィッド・ピーストンの死を知って、ちょっと落ちた。
楽しいことがあれば悲しいこともあるってもんだ。


フォー・トゥルー/トロンボーン・ショーティ

http://www.youtube.com/watch?v=G449tA3DHqI&feature=related

2012年02月10日(金)

フローレンス+ザ・マシーン@赤坂ブリッツ

テーマ:ライブ

今月に入って素晴らしい洋楽ライブを立て続けに観た。
少し時間が経ってしまったが、記憶を辿りながら備忘録として書き留めておきたい。
まずはこれから。



2月1日(水)


赤坂ブリッツで、フローレンス+ザ・マシーン。


向こうじゃあれほどの人気なので、恐らく即完になるだろう。
そう思って、チケットは売り出しと同時に獲った(抽選だったが、当たったときの嬉しかったこと)。

だが即完にはならず、直前までチケットは残っていたようだ。


最終的にはソールドアウトになったと聞いた。
が、会場に入ると、日本人客は3~4割程度。
6~7割はイギリス人、またはアメリカ人と思しき方々で、しかもその多くは女性客だった。
特に僕が陣取ったフロアの前のほうはほとんどイギリス人女性。
ロンドンのクラブにいるような錯覚に陥ったほど。


ということは、つまりあれだ、日本人の間ではまだ争奪戦になるほどの人気には至ってないということだ。
それはちょっと驚いてしまうことではあるけれど、しかし、だからこそブリッツぐらいの小さなハコで観ることが叶ったわけで。
しかも前のほうで間近に観れたのだから、それはもうラッキーなことこの上ない。

実際そのライブはといえば、例えばフジロックのグリーンステージが見合っているようなスケール感を伴ったものであり、それをブリッツのような小バコの前のほうで体感できたというのは、大袈裟じゃなく奇跡のようなことであった。


ピンクの長襦袢(あれは日本で調達したのだろうか?)をガウンのように羽織ったフローレンス・ウェルチは、美しかった。
オーラがあった。
あんなにもオーラの出ているアーティストを間近で観たのは、ずいぶん久しぶりのような気がする。


しかも、想像以上の声量だった。

雰囲気で味わわせるのではない。
フェイクもそんなない。
ま正面から迫力ある歌声で圧倒するタイプで、それはもう実に堂々たるものだった。
繊細さよりも、ダイナミクス。
声の芯が太く、どーん!と伝わってくるものだったのだ。
その上、高低のメリハリも効いている。


そして手をフワッと高くあげたり広げたり、カラダをしならせたりする様が、何やら神々しくもあり。
ミュージックマガジン誌では「魔女系」という括り方がされていたが、「魔女」というよりは「巫女」のよう。
(むしろキーボードの女性のほうが魔女っぽかったりした)


8人からなるバンド、ザ・マシーンの出す音はというと、原初的な生命感と重量感を持ったリズム隊に、流麗さを表現するハープとキーボード、その合わさりの具合がやはりCDで聴く以上に特徴的。
滑らかながらダイナミックで、火と水、月と太陽といったようなイメージを湧かせるものだった。


しかし、とてつもないオーラと歌唱で圧倒するばかりかというと、そうではなく、フローレンスは喋るとずいぶん親しみやすさを感じさせる女性だった。
歌っているときは神々しいのだが、喋るとフレンドリーで、可愛らしくさえあるのだ。
チケットが売れてなかったらどうしようかと思ってたのだけど、こんなにたくさんの人がいて喜んでくれて嬉しいわ、みたいなことをニコニコと本当に嬉しそうに話したりして……ああ、彼女は絶対に性格のいい人だわ、と僕は思ったりも。
そんなギャップもまたステキだった。


で、終盤はというと、華麗に振舞っていた前半とはうってかわり、リズムに合わせてくるくる回り、さらにピョンピョン飛び跳ねたりも。
しかも笑顔で。
その、思ってたよりずっと奔放で気持ちに正直な感じが、観ているこちらをも開放的にさせる。


結果、観ながら僕はとても幸せな気持ちになれた。
情念で暗く重く迫ってくるものの対極にある、生命力溢れるライブをフローレンスは見せる人だったのだ。


いや~、本当に素晴らしいライブだったな。

この開放感を、今度は山のなか、緑に囲まれた環境で体感したい。
そう、フジのグリーンかホワイトで。
(って、この前のフリート・フォクシーズでもそんなこと書いたっけな)


セレモニアルズ/フローレンス・アンド・ザ・マシーン

http://www.youtube.com/watch?v=WbN0nX61rIs&ob=av2e



2012年02月01日(水)

チャランポランタンと愉快なカンカンバルカン、▲s、ジンタらムータ@吉祥寺スターパインズカフェ

テーマ:ライブ

1月31日(火)


吉祥寺スターパインズカフェで、チャランポランタンと愉快なカンカンバルカン、▲s(ピラミッドス)、ジンタらムータ。


今年初の吉祥寺。好きな街。
この日のスターパインズカフェは1階のフロアも席ありだったので、座ってビール呑みつつゆったりと。


チャランポランタンを観るのは久しぶり。ってか、去年初めてイベントで観て、知って、惚れたのだが。
中心メンバーである小春の哀愁アコーディオンとぼやきちっくなMC、かわいい顔して度胸のいいももちゃん(18歳ってホント?)の歌いっぷりがいい。
客いじりの場慣れ感もたいしたもの。
音楽と共にこのふたりの“ただものじゃない”感に引き込まれて、また観たいという気持ちになる。

http://www.youtube.com/watch?v=mk01qCEcLbw


続いて▲s。
去年はサマソニにも出たらしいジプシー楽団。
かぶりものもありの適度なおバカ感を含ませながら目と耳にいい刺激を与えてくれて、んー・楽し。
ベリーダンサー・Safiさんの妖艶な踊りとおっぱいもしっかり目にやきつく。

http://www.youtube.com/watch?v=L1ShTK9qF_4


そしてジンタらムータ。
キャリアに裏打ちされた安定感を感じさせながらも、気持ちのこもった演奏が胸に響く。
くつろがせて、のせて、じんわりさせてを、自然な流れで味わわせるあたり、さすがである。
ドラマーがインフルエンザとかで、チャランポのドラマーらがサポート。
その混ざり具合もいい感じ。
被災地を頻繁に訪れて演奏をしているというベーシスト・JIGENさんの被災地の現状報告もいろいろ感じるところがあった。

http://www.youtube.com/watch?v=YiXSxXNDY5s


この夜、チャランポの小春ら数名はほかのバンドにも度々混ざりながら演奏。
そのバンド通しの繋がりはいいものだなと思わせるものがあった。


で、最後は3バンドが合体して賑やかに2曲。
ステージ上には16~17人くらいいたか。
その賑々しさのなかでもひときわ光るももちゃんの存在感。
華のあるコや。


昭和歌謡にジプシーに。チンドンにクレズマーに。
わしゃっ、ぐしゃっと、混ぜて、こねて。
そのこね方の面白さがそれぞれのバンドの個性になってて、いや、もう、こっちもいい感じでお酒がすすむくん。


帰りにもう2杯ほどひっかけてほろ酔いで帰宅。



2012年01月31日(火)

僕が選んだ2011年・洋楽アルバムベスト10

テーマ:音楽

早いもので1月も最終日。
2011年・振り返り企画もさすがに間抜けな頃合いになってきたので、今回で締めとします。


ということで、今回は「僕が選んだ2011年・洋楽アルバムベスト10」。


あれもあった、これもよかったとやってるうちに、自分でもわけわかんなくなってきたのだけど、どうにかこうにか、こんな感じで落ち着かせました。



1位: 『Showroom of Compassion』 Cake


2位: 『ジェイムス・ブレイク』 ジェイムス・ブレイク


3位: 『ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ』 エイミー・ワインハウス


4位: 『ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット』 ポール・サイモン


5位: 『Creature I Don't Know』 Laura Marling


6位: 『トーク・ザット・トーク』 リアーナ


7位: 『Chesapeake』 Rachael Yamagata


8位: 『ザ・ロード・フロム・メンフィス』 ブッカー・T ジョーンズ


9位: 『幸せのみつけ方』 プリシラ・アーン


10位:『シーズンズ オブ マイ ソウル』 ルーマー


表記は、日本盤が出てるものはカタカナ、輸入盤は英字にしています。
(但し、エイミー・ワインハウスとブッカー・Tジョーンズは輸入盤ヴァイナルで購入)



1位のCakeは「これこそがまさにバンドの音じゃ」といった感じで、一音一音に彼らがバンドであることの理由とか表明とか矜持とかが刻印されているようなド傑作。
「だってこの音が、このグルーヴが、大好きなんだもん」というアホみたいな感想しか出てこない。


このCake盤もそこそこ長いキャリアでの最高傑作だが、それより遥かに大ベテランであるポール・サイモンやブッカーTなんかがここにきて傑作を出したことにも唸らされた。
わけても70歳手前で出したポール・サイモンの盤の素晴らしさには驚愕&脱帽。すげーよなー。


リアーナは間違いなく今一番かっこいいポッパーであることの勢いがいいバランスで表れた1作。
今までは『Rated R』がダントツで好きだったんだが、今はこれ!
例えば僕がレディー・ガガよりもリアーナのほうが10倍かっこいいじゃんと思うのは、わかりやすく書くならビートルズよりストーンズのほうがかっこいいじゃんと思う気持ちと似てたりするのだ(わかりにくい?)。


レイチェル・ヤマガタの3rdは、インディーでするっと出して、雑誌とかでもほとんど取り上げられてなかったので、出てたことすら知らない人が多いんじゃないかと思うが、これ、混沌としてた前作からするとずいぶん明快。
メジャーを離れた途端、何かが吹っ切れたようにこういう明快なアルバムを作っちゃうあたりがまた彼女らしくていいな、と。


で、最後までこっちを入れるべきじゃないかと迷いまくったのが、次の5作品(順不同)。


『スーパーヘヴィ』 スーパーヘヴィ
『ボン・イヴェール』 ボン・イヴェール
『バッド・アズ・ミー』 トム・ウェイツ
『リチュアル・ユニオン』 リトル・ドラゴン
『Mind Bokeh』 Bibio


ほかに以下の20作品も。
どれも「聴いてるそのときは、これが一番!」くらいに思えた盤でした。
(順不同)


『テイク・ケア』 ドレイク
『アンダーニース・ザ・パイン』 トロ・イ・モワ
『ストーン・ローリン』 ラファエル・サディーク
『21』 アデル
『ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ』 メイヤー・ホーソーン
『Sweetheart of the Sun』 Bangles
『メタルズ』 ファイスト
『Until Tomorrow』 Zara Mcfarlane
『レイト・ナイツ&アーリー・モーニングス』 マーシャ・アンブロシアス
『怒りのアフリカより:Rise』 シェウン・アニクラポ・クティ&エジプト80
『Lulu』 メタリカ&ルー・リード
『ウーンデッド・ライムス』 リッキ・リー
『ザ・リップ・タイド』 ベイルート
『ミシシッピー・マイル』 ジョン・オーツ
『Mr. Sam Presents the Bandana Splits』 The Bandana Splits
『アート』 ベニー・シングス
『イライザ・ドゥーリトル』 イライザ・ドゥーリトル
『アンナ・カルヴィ』 アンナ・カルヴィ
『デュエッツⅡ』 トニー・ベネット
『あなたが本当に知りたいこと』 マリーザ・モンチ



因みにリイシューものを洋邦ひとつずつ選ぶなら、迷うことなく…


『女たち~スーパー・デラックス・エディション』 ザ・ローリング・ストーンズ
『LIVE 1979』 エド&じゃがたらお春


映像作品は…


『サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス '78』 ザ・ローリング・ストーンズ


これでキマリです!



Showroom of Compassion/Cake

ジェイムス・ブレイク/ジェイムス・ブレイク

ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ/エイミー・ワインハウス

ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット/ポール・サイモン

Creature I Don’t Know/Laura Marling

トーク・ザット・トーク/リアーナ

Chesapeake/Rachael Yamagata

ザ・ロード・フロム・メンフィス/ブッカー・T ジョーンズ

幸せのみつけ方/プリシラ・アーン

シーズンズ・オブ・マイ・ソウル/ルーマー

2012年01月28日(土)

僕が選んだ2011年・邦楽アルバムベスト10

テーマ:音楽

1月もそろそろ終わろうとしているところですが、僕の選んだ2011年のベスト・アルバムをここに発表させていただきますです。
まずは邦楽編。



1位: 『CALLING』 あらかじめ決められた恋人たちへ


2位: 『あっちとこっち』 環ROY


3位: 『太陽の花嫁』 Little Tempo


4位: 『Back Room』 BONNIE PINK


5位: 『幻とのつきあい方』 坂本慎太郎


6位: 『白熱』 オリジナル・ラブ


7位: 『遠くは近い』 yanokami


8位: 『I'M JUST A DOG』 The Birthday


9位: 『中央線ヴォヤージュ』 町田謙介


10位: 『WOMAN』 DOUBLE




震災以降、徐々に元気が出なくなり、5月・6月は酷く落ち込んでいた。
その頃は歌詞の乗った音楽を聴く気になれなかった。
歌詞から伝わる意味がことごとく鬱陶しかったのだ。


で、あら恋の『CALLING』と、あとは昔さんざん聴いたミュートビートや、こだま和文の旧譜を引っ張り出して繰り返し聴いていた。
Little Tempoの『太陽の花嫁』も、そういったモードからよく聴いた。


また震災のこと以外にも私的ないくつかが重なり、その落ちた状態への抵抗として環ROYの『あっちとこっち』を何度も聴いた。
近所の緑道を走りながら「(この状態から)早く抜け出せ」「抜け出すんだ」と自分に言い聞かせているとき、環ROYのそのアルバムが気持ちと景色にフィットした。


2011年のなかでも忘れられないであろう5月・6月の僕の耳と胸に、切実に響いてきたのが、あら恋の『CALLING』と環ROYの『あっちとこっち』であり、とりわけTAICOとフジのライブでも震えながら聴いたあら恋の「Back」という曲にはずいぶん救われた気がする。
振り返ってみると、僕の頭に2011年の象徴として流れるのは、あら恋の「Back」なのだ。


そんなわけで上位3位まではすぐに決まった。
3・11以後の耳で聴いた結果と言える。
が、4位以下はどれを入れてどれを外すか、けっこう迷った。


こっちを入れるべきなんじゃないかと最後まで悩んだのが、山下達郎『Ray Of Hope』と、山本精一『ラプソディア』。
また、石橋凌『表現者』も感慨深く聴いたし、細野晴臣『HoSoNoVa』も素晴らしかった。
それに神聖かまってちゃん『8月32日へ』もある時期どっぷりハマって聴いたし、20位まで枠を広げるなら、桑田佳祐『MUSICMAN』、二階堂和美『にじみ』、鴨田潤『一』、三浦大地『D.M.』、salyu×salyu『s(o)un(d)beams』、Superfly『Mind Travel』なんかも入れたかったところだ。


歌詞が鬱陶しく思えた一時期を過ぎ、夏が過ぎようとしていた頃からまた言葉(歌詞)の直截的な力を思い直すことにもなった。
山下達郎の「希望という名の光」と神聖かまってちゃんの「僕は頑張るよっ」は表裏一体でそのような力を持ち、僕はずいぶん救われたものだった。



CALLING/あらかじめ決められた恋人たちへ
あっちとこっち/環ROY
太陽の花嫁/リトル・テンポ
Back Room -BONNIE PINK Remakes-/BONNIE PINK
幻とのつきあい方/坂本慎太郎
白熱/ORIGINAL LOVE
遠くは近い/yanokami
I’M JUST A DOG /The Birthday
中央線ヴォヤージュ/町田謙介feat.Chihana
WOMAN/DOUBLE

はい、次回は洋楽編です。

Amebaおすすめキーワード

    1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
    Twitterボタン
    Twitterボタン
    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト