ボールを強く蹴れない子供達への指導方法を試してみました | 親子で楽しむジュニアサッカーコーチング

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少年サッカーは親の関わり方で伸びに違いが出ます。でもどのように関わったらいいのか?主役は子どもたち。一緒に頑張りましょう!

ボールを強く蹴る方法について考えて見ましょう。

先日、練習でインサイドキック、インステップキックの
練習ということで、向かい合って蹴る練習をしました。

距離は10mから20mの間です。

ほとんどの子が右利きなので右足ではなんとか
強いボールが蹴れるのですが、左足がダメダメ。

これは、左足のフォームが出来ていないことと
筋力そのものが弱いことが原因でしょう。

練習すれば出来るようになるのですが、おもしろくない
練習なので、みんなやりたくないんでしょうね。

バルセロナのメッシも右足でパスやシュートを蹴ります。
一流の選手は利き足は武器ですが、逆足もしっかり使えます。

さて、強いボールを蹴る方法ですが、コーチ仲間と選手たちを
よーく見ていました。

大人のコーチが

「こうやって蹴るんだよ」

と教えても、ボールに威力が出ません。

そりゃそうです。
蹴り足のパワーが違います。

蹴り足を30センチぐらい後ろにおいてボールに当てても
大人ならパワーでボールが飛びます。

非力な子供はどうすればいいか。

答えは、テイクバックです。
しかし、そのテイクバックも方法があります。

股関節から開くのではなく、膝下をテイクバックすること。
それも、後方にテイクバックすると股関節が開いてしまうので
足を上に向けてテイクバックする。

上から下に向かってボールを蹴る感じです。

ボールは「蹴る」もの。押したり、叩いたりするのではなく
インステップやインサイドで「蹴る」のです。

キックするという気持ちでボールを蹴ること。
正確さはその次です。

軸足とか、目線とか、上半身とかいろいろ指摘すると
子供たちは戸惑います。

上からボールを蹴れ!

やってみてください。