5月シリーズ2戦目、青森・むつ大会。
前日の岩手・一関大会終了後、宿泊先の健康ランドからOさんの運転する宣伝カーで移動します。
乗車メンバーは、浅野社長をはじめ前日と同じ。
浅野社長「お店に出すからホタテが買える場所に寄ってちょうだい。」
宣伝カーは、リングトラックや選手バスとは別行動でホタテが売っているお店を目指します。
到着した場所は、野辺地ホタテセンター。
新鮮なホタテを浅野社長は、新宿のお店に送ります。
沢山購入したので生きているホタテをその場で捌いて試食。
淳一レフェリーも一口いただきましたが、
あの時、食べたホタテを越えるものはまだ出会っていません。
それくらい美味しかったです。
遅れて会場に到着するとリングが組上がっており、会場準備は大方終わっていました。
今日のレフェリーは、第1試合と第2試合。
第2試合には、大ベテランのウルトラ・セブン選手がいらっしゃいます。
ウルトラ・セブン選手=高杉正彦選手。
国際プロレスでデビューして全日本プロレスではウルトラ・セブンで活躍。
ザ・グレート・タケル選手から『試合前に高杉選手(ウルトラ・セブン)に挨拶をしてきなさい』と言われていましたので、選手控室に伺います。
ターザン後藤選手、クレージー・バッファローの面々は個室が用意してありましたが、田舎の体育館で個室は1つ。
他のIWAの選手やウルトラ・セブン選手は体育館のステージに緞帳を下ろしてステージ裏を控室にしていました。
淳一レフェリー「本日、レフェリーの佐藤淳一です。よろしくお願いします。」
ウルトラ・セブン選手「あ、そう。今日はそっちがレフェリー?はいはい。よろしく。」
※ベテラン選手の多くは、相手のことを
『そっち』と呼ぶ場合が多々あります。
素っ気ない会話に思いますが高杉選手は実にサバサバしていました。
試合は、タケル選手、アジアン・クーガー選手のスピーディーな試合展開に淳一レフェリーは、右往左往。
折角のスピード感のある試合も未熟な淳一レフェリーが試合の流れを止めイマイチ。
この試合で如何にレフェリーが試合を左右するかを学びました。
試合後にウルトラ・セブン選手に挨拶に行くと、
ウルトラ・セブン「はいはい。また、よろしく。」
またしてもサバサバ(笑)
そして温厚。
試合後は、むつ大会プロモーターの方との食事会。
大きなスナックを貸し切って行われました。
美味しい料理と綺麗なお姉さんに囲まれ、
お酒が進みます。
一番先に酔っぱらった宇和野貴史選手が先陣を切り、自身の入場テーマ曲『ペガサス幻想』(アニメ聖闘士星矢の主題歌)を熱唱。
翌々日のご当地札幌大会凱旋にむけて意気込んでいました。
続けて鳴ったイントロにビックリ。
店内に『まつり』が流れます。
どうやら浅野社長がリクエスト。
一番ぺーぺーの淳一レフェリーが大先輩の前で2番目に歌うことは『顔じゃない』行為です。
新宿二丁目、猛牛クラブで普段歌っている通りに歌い上げると平野勝美選手から誉められホッとしました。
その後は、各選手がカラオケで楽しんでいましたが、最終的には外国人選手のみがはしゃいでいました。
中でも美声を披露したのが215㎝の大巨人ゴリアス・エル・ヒガンテ選手。
WWFでは、ケラガンという名前で活躍。
カナダには、カラオケが無かったのか?
いたく気に入ったのか、
エルビス・プレスリーの『ラブミーテンダー』などを歌っていました。