私は、昨年、自分の組織を2つ設立しました。
非営利と営利団体です。
2つは、全く性格の異なる組織ですが、活動内容はよく似ていて、共に、患者さんとその家族の支援が中心です。
患者さん支援なんて言葉を使うと誤解される場合もあり得るので、ちょっと詳しく書きます。
私は、自分がガンと難病で闘病していた当時、「もし、こんなサービスがあったなら、どんなに有難いか」と思ったことが沢山ありました。
(その一つは、元気になった人の情報提供で、病気を乗り越えていった人の、その後を知りたかったのです。だから、こんなつたないブログにも熱を入れています・・・)
でも、「患者に、あったらいいなサービス」は、中々、見つけれませんでした。
自分が、こうして元気になった今、強く思うのですが、「私は、運良く生き残れた。ラッキー」みたいな生き方が出来ない。
神様なのか、社会なのか、私を死に至る病から生かしてくれたことに、恩返しをしないと怒られちゃうと感じています。
漫然と生きていたら、その罪深さに押しつぶされちゃうんじゃないかとすら思っています。
だから、自分の闘病の経験とビジネスマンの経歴を活かして、当時感じた、「こんなサービスがあったら、どんなにありがたいか」を実現させたいのです。
一方、これまで、様々なボランティア団体(非営利)に会ってきましたが、寄付に頼る仕組みのぜい弱さを知りました。
寄付のように中々、安定しない資金では、活動の継続性と発展性に限界があるようで、多くの団体が苦労しているのを見てきました。
だから、将来的には、社会起業家の「社会に良いことをビジネスにする」ということをやってみたいのです。
ただ、急にゼロから社会起業なんか、中々できないので、まずは、ボランティア(非営利)で活動を立ち上げ、活動内情が充実した所で、営利型にすることができないかと思っています。
つまり、親からお小遣いをもらっている子供が、いつかは自立した大人になるような組織の成長パスを描きたいのです。
具体的な活動の一つは、患者間のSNSの構築なのですが、今は、脚で動き回り、情報とヒントを集めています。
これまでも色々な方からアドバイスを頂いていますが、今後も、大歓迎なので、何でも有難いので、どうぞ宜しくお願いします。
一方、こればかりやっていると、前に進まないとき、息が詰まっちゃうので、他にもいくつかトライしています。説明できる段階になったら、書いてみます。
また、家族を路頭に迷わせない為にも、生活の糧の収入も手に入れなくてはならず、それにも、もがき続けています。
でも、こう言う事って、人生の転機には必要で、とても重要なことだと信じています。
マラソンもそうですが、次の仕事でも、病気前の自己記録を更新させたくて、走りまわっている毎日です。
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