フクロモモンガの噛み癖 | 店長の気ままな日記

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フクロモモンガをベタ慣れにする際、個体によっては噛み癖の
有る子も時折、見受けます。

 

 この場合、チッ!と言う、舌打ちをした時に出る音を出して
(フクロモモンガのコミュニケーションの鳴き声)

嫌だよ! 痛いよ! などをその子に伝える事で、躾ける事が出来ます。
直ぐには治らないですが、最後は甘噛み程度に収まるか、全く噛まなくなります。

フクロモモンガは想像以上に賢く、手先が器用ですので
脱走にも気を付けて下さい

一度、覚えた脱走の手口は、改良を加えないと同じ事をします。

過去に、こんな事がありました。
ルック・ルックキャリーと言う、ハムスター用のケージがあります。

 

 
 

 

 ケージとケージが繋がる様に、上2つと左右の脇に穴が開いている為
穴をふさぐ為の蓋が付いています。

この蓋は、凹凸を合わせて180℃廻す事によって、ロックが掛かります。

このケージに、男の子(1匹)と女の子(1匹)を、それぞれ入れて
隣り合わせにしていました。

ある日、ケージの上の丸い蓋が開けられ、中の男の子が脱走をしたのです。
慌てて、辺りを探しましたが、徘徊した痕跡も無く、何処へ行ったのか

ふと隣のケージに目をやると、何と同じくケージの丸い蓋が浮いていたのです。

まさか? と思い女の子の入っているポーチを覗いたら
2匹仲良く丸まってました。

 

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 偶然? たまたま 蓋が開いたのだと思い、男の子を隣のケージに
移し対策を講じずに、そのままにしたのですが

翌日には、同じ事をして丸い蓋を廻して開け、隣の女の子のケージに
入りポーチに潜り込んでました。

そうなのです。 脱走の方法を学習したのです。
それ以来、蓋はテープで止めて脱走を防いで居ます。

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 こんなに賢い、フクロモモンガですから、躾ければ
貴方好みのベタ慣れちゃんになる事、間違い無しです