取引しないという選択肢 | よしじゅんの営業支援共和国!!

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世間では、連休中日の日曜日ですね。

 

札幌は、

急に、寒くなってまいりまして、
昨日は、喉が痛くなって、風邪かなという症状でした。

 

でも、夜に、しゃぶしゃぶをたっぷり食べて栄養をつけ、
早めに寝たら、すっかり良くなりましたよ。

 

回復力は、結構早いのです。

 

 

 

さて、人の悩みのほとんどは、
人間関係によるものと言われています。

 

家族関係、恋人・夫婦関係、
ご近所付き合いや職場での人付き合いなど

人が日常生活を送っていると
必ず人との関わり合いが発生しますよね。

 

そして、
悩むくらいなら人付き合いをしたくない、
と考える人も増えてきているようです。

 

 

確かに私たちは
「人付き合いの方法」を教わる機会がありません。

 

だからこそ、
「人間関係のコツ」を学ぶことは
大切なのかもしれません。

 

そんな中、

人間関係解決ヒントが、
「7つの習慣」の中に書かれているので、

もう一度おさらいしてみましょう。

 

 

 

「7つの習慣」の内容から、
人間関係の悩みを解決するための方法の一部を
紹介しようと思います。

 

 

それは、
「WIN-WIN」


または
「NO DEAL(取引をしない)」
 

という考え方です。

 

 

WIN-WINというのは
お互いが得をする方法を
一緒に模索するということ。

 

しかしそれでも、
お互いに納得ができないのなら、
「NO DEAL」

 

つまり、
お互いがそれをしないという
選択肢を持っておくことも必要だということです。

 

 

WIN-WINの例としては、

いろいろあります。

 

まずは、

自然界から・・・

 

クマノミとイソギンチャクの例

 

 

 

 

映画「ファインディングニモ」で有名になった熱帯魚のクマノミ。

そして触手に毒があるサンゴの一種の「イソギンチャク」。

共生(相利共生)とよばれる関係がまさにwin-winの関係です。

クマノミはイソギンチャクの中を縦横無尽に動きます。

 

では、

どういったwin-winの関係があるのでしょうか。 

 

クマノミのwin 
・イソギンチャクに隠れることで、

外敵から身を守れる(クマノミにはイソギンチャクの毒は効かない) 


イソギンチャクのwin 
・クマノミが餌を持ってきてくれる 


クマノミがいつもイソギンチャクのそばにいるのは

こうしたwin-winの関係があるからなんだそうです。

 

 

 

 

 

ビジネス界の例としては、


任天堂とDeNA

 

2015年3月に激震が走りました。

それは任天堂とDeNAとの業務・資本提携の発表。

ゲームと言えば「任天堂」。

その任天堂がスマートフォン向けアプリで成功をおさめたDeNAと

ゲームアプリ分野で手を組みました。

 

スマホのゲームによって、

任天堂の携帯ゲーム機が売れなくなっている側面があるにもかかわらず、

両者提携は青天の霹靂でした。

 

両者にはどういったwin-winの関係があるのでしょうか?

 

任天堂 
・スマホゲームに新規参入するよりも

DeNAが構築したノウハウを使って展開しやすい

 

DeNA 
・任天堂が築き上げたゲームブランドを

アプリとして提供できる 

 


任天堂はスマートフォン事業に着手していなかったのは、

こうした狙いがあったためかもしれません。 


まだ結果は出ていませんが、

うまくいけば両者の思惑通りにwin-winの関係となるでしょう。

 

 

 

 

人間とは、

お互いに長所や欠点を持った一人ひとりが

人と人の間に生きているということです。

 

 

 

人との信頼関係を築くうえで大事なことは、

自分ばかり得をしようとしないこと。

相手よりもほんの少し、

自分のほうが損をするぐらいのつもりがいいのかもしれません。

 

 

ケネディ大統領もある演説で

次ようなことを言ってました。

 

「互いに相違点があることは認めよう。

たとえ今すぐ相違点を克服できないにしても、

少なくとも多様性を認められるような世界を作る努力はできるはずだ」

 

 

 

 

双方が納得できるやり方が、

本当の意味での解決策だと思います。

 

お互いが納得しないのであれば、

取引しないのがお互いのためになるのです。