[書評]格差社会を生き延びるためのテンプレート | 20Charge

[書評]格差社会を生き延びるためのテンプレート

【 EN-51 】

テンプレート仕事術 ―日常業務の75%を自動化する/信太 明

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テンプレート仕事術

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読んだ本はたんまりとあるのですが、ブログに掲載できずに携帯のメモの中に、びっしりと未書評のリストが、、、。


その中から一冊です。ずいぶんと前に読んだ気がするのですが、内容はしっかり頭に入ってるから大丈夫です。


仕事をとにかくテンプレート化することで効率を極めるのが本書の最大の目的です。

テンプレートとは、

・フォーマット
・リスト
・マニュアル

のことを指します。意外と仕事の中でやっていることは、繰り返し作業が多いものです。
これらの作業の正確性を高め(忘れ防止)、かかわる人間によるバラつきを防止する、もちろん効率化できるなど、テンプレート化することによるメリットは多いのです。


まず、仕事を「定型/非定型」と「属人的/非属人的」のマトリックスに分類します。
非定型、属人的な作業を次々と定型、非属人的な作業へ変えていくわけです。


実際に読み進めていくとわかりますが、この手の本を何冊か読んだことのある方には、ずいぶんと知れた内容ではあります。

やれITを駆使しろだとか、iphoneはこう使う!だとか、ショートカットキーを使えだとかですねw

もちろんさまざまなやり方を収集するという意味であれば、本書は十分その役目を果たすのですが。

また、どちらかというと属人的な要素の非常に高いと思われがちな、テレアポ、営業などもしっかりテンプレート化していますので参考にもなります。仕組み化というと、すぐ「作業マニュアル」を思い浮かべてしまうような方には、新たな発見があると思います。


しかし、個人的には本書のいたるところに散りばめられた、そのテンプレート例の豊富さが、もっとも本書を読む価値を見出せるポイントになると思います。

20例を超えるテンプレートが、読み手の脳に刺激とひらめきを与えてくれます。
「SEO診断カルテ」「新人でも受注できるヒアリングシート」「出張チェックリスト」などはそのままでも使えそうです。


その他、「マイミシュラン」や「マイ金言集」などユニークなテンプレートも豊富です。




仕組み、テンプレート化の重要性には気づいている、もしくは取り組み始めているが、立ち止まってしまったら、本書を読み返し、発想を得ましょう。


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