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【書評】仕事にやりがいを感じている人の働き方、考え方、生き方。

レビュープラスさんより献本頂きました。

いつもお世話になっております。

 

 

新しい年度になって、はや1ヶ月、五月病ってことばがあるくらいですから

、ちょうど今の時期、手に取る方や視線がいってしまう方も多いかもしれませんね。

 

10人の個性的なビジネスパーソンが登場し、各々の仕事観を語ります。

その生い立ちから、現在に至るまでの経緯や物語をうまく取りまとめた1冊です。登場する誰もが、いまの仕事にやりがいを感じているのです。もし、あなたがやりがいを感じていないのであれば、彼らのことばに耳を傾ける必要があるかもしれません。

 

ところが、この手のストーリーで「いま、一生懸命仕事をしていて、充実している!」と言い切れる方は、小さなころからどうしようもないワルだった、とか、不遇の時代を経て大人になった、とかのパターンも多く、実際に自分がいざ悩んだときには親近感がわきにくいこともあったりします。

本書は十人十色、それぞれのストーリーが展開されており、自分の感覚に近い方や共感を覚える方が見つかりやすいように感じましたので、これまでに悩んだけれど、なんかスッキリしていない方にもおすすめです。

 

就職活動をしている学生よりも、いま、働いている方にこそ読んでほしい1冊です。

仕事に関して悩みのある方はもちろん、やりがいを持っているという方も、10人の心打たれるストーリーを目にして、情熱が再燃することになりそうな1冊です。

自分が「これだ!」と思える仕事をするために、生き方をするために、他人から学ぶ絶好の機会です。

 

帯のコピーではありませんが、「なんとなく働く」はもう終わりにしませんか。

 

 

 

【書評】降りてくる思考法

レビュープラスさんから献本いただいておりました。すみませんでした。
 
 
今回の1冊は、「思考法」に関する1冊です。
そういえば前回も思考法だったな・・・。
 
村上春樹が小説家を目指すことを決めたのが神宮球場でヤクルトスワローズの試合を観ていたときだというのは、有名な逸話ですが、そのエピソードから始まる本書のキーワードは、「降りてくる」です。
 
いかにも神がかっていて、小説家や芸術家にだけ許された能力であって、我々の人生とは無関係そうな「降りてくる」ですが、実は、しっかりと準備することで「降りてきやすい」状態を作ることができるのです。そのためには2つポイントがあります。
 
1.脳を狭く、小さく使うこと
2.脳を休ませること
 
です。
「狭く、小さく使う」とは、まるでホースの先端絞り水圧を上げるように、思考も狭く小さくすることでエネルギーを集中させるイメージです。その絞り方(狭く小さく使う)のスキルが48コ、紹介されています。
なかでも個人的に好きなのは「~だとすると」という思考法です。
~ には なんでもいいので自分の枠組みにはない言葉を入れてみます。たとえば、リーダーだとすると、20年後だとすると、人生最後の日だとすると などが紹介されています。
こういった言葉を使うことで、より具体的に思考できるため狭く小さく脳を使うことができるというわけです。
 
そう考えただけでワクワクしませんか?48のスキルを使いながら、「降りてくる」のを待ちたいと思います!
 
 
 
 

【書評】インクルージョン思考

レビュープラスさんより献本いただきました!
いつもありがとうございます。

インクルージョン思考、なんか聞いただけでも、凄そうだけど簡単にいうと、画期的なアイデアによって絡み合った複雑な問題を解決しちゃう、スーパーな思考のことなんです。

テレビ局の番組企画・構成で鍛え上げた著者の、インクルーシブな思考法を盗み見ることができる1冊です。

読み深めていくとまず気がつくのだけれど、インクルージョンもイリュージョン(?)もなんでもそうだけど、やはり基本になる考え方は同じなんだよね。これさえやっときゃ、楽々インクルージョンってのはないのよ。地道にコツコツとやる、そのスピードを超人的にやってる人が抜きん出てくるわけで。まずは、近道なんてないよってことを学ばなければなりません。

かといっても、その頑張りがまったくの徒労に終わってはよろしくないので、そのポイントとか方向性は間違えないように、本書で確認しながら進みましょう。

本書では、そのステップを次のような4段階に分けて説明してくれています。

1.高次の目的を決めて旅立つ
2.目的に従って材料を集める
3.異なる分野の材料をつなげる
4.手放して「ひらめき」とともに帰ってくる

うーん早く、4つ目のステップまですっ飛ばして行きたいところではありますが、きちんと順序良くやりましょう。
「煮詰まった状況」は決してネガティブなことではないと説いてくれています。



私は、企画そのもので勝負をしなきゃいけない仕事ではないのですが、やはり日々の仕事の中で、ちょっとした突破口が必要になるのは何でも同じだよなとおもいます。「夜明け前は最も暗いもの」、そう考えてぐっと堪えながら、突破口を探してみようと思います。
複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考/大和書房
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