無いという幸せ
人は今まで有るを追いかけ続けてきた
そして今もそれは続いている
欲しかったものを手に入れては、また次を欲する
満たされることのない永遠の欲求
持つと人は弱くなる
大切なものが、その人の弱点となる
大切だから失いたくない。
だが、目に見えるものは全ていつか形を失う
目に見える大切なものは持たない方がより自由でいられる
目に見える世界は変化を続ける
形はいつか滅びる
目に見えないものは滅びることがない
無 は滅びることがない
無こそが普遍のものである
形あるものに自分の価値を見出すと、
その形あるものが変化した時に自分が損なわれたように感じる
形あるもの
言葉で言い表すことが出来る何かに自分を見出すことは苦しみを生む
必ずいつか変わるからである
無いという幸せ
人生の目的は言葉で言い表すことが出来る
仮のアイデンティティーを全て手放し、
その後に残った真の自分で生きること
そこには比較や否定というネガティブは存在せず
ただ静寂と平和だけがある。
形あるものを持っても、それを所有したと思わないことが幸せへの一歩である
持ったものは、いつか必ず手放すことになるから
所有という幻想を捨てること
形ある世界にあるものは、いつか必ず返すときがくる
肉体も、家も、持ち物も、肩書も、
いつかは手放すことがくる
自分の持ち物は、全て借り物
いつかは地球に返す
持っても、持たない
このジレンマの中に、ずっと続く幸せへの入り口がある
スピリチュアル成功哲学者/
縁結び系スピリチュアルカウンセラー
仁