扶桑町のN邸の配筋検査を実施しました。
このN邸はホームページの構想の中で、
「ONe」として原型となるスタディ模型を掲載しているのと、
スケッチブックの中に最終のイメージを掲載しているので、
見つけてもらえるとうれしいです。
木造住宅の一般的な基礎工法であるベタ基礎ですが、
N邸は敷地形状の台形に合わせて2種類の角度を使って設計しているので、
奥行がより長く見える気がします。
基準となる通り芯(壁の中心線)に水糸を張って配筋しているのですが、
角度の変わる通りが合っているかと、真直ぐ配筋されているか確認しています。
一部のベース筋は空間が広いため細かいですがD13の鉄筋を75mm間隔。
ベース筋はこういった間隔のチェックと重なる長さ等を確認していきます。
ベース筋が細かくなるところは鉄筋の下が見えない状態です。
少し指摘をしましたが良好に配筋されていました。
ちなみにですが、
写真の中で赤くなっている部分は基礎ベースの高さ(厚み)の目印です。
壁の土台を支える立上りには、高さを調整できる目印がついています。
こういった道具を使って高さ管理をしているので、
近所に現場がありましたら気にして見てみると面白いですよ。