ソフトバンクはつながる??? | JTT海外展開のブログ

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JTTは鉄鋼製品や機械を輸出する商社です。また海外進出する企業を支援する事業も行っています。社長の相田和宏は25年以上にわたり、中国、ベトナム、韓国、インド、ミャンマー等の企業と人と関わってきました。その異文化交流のエピソードや苦労話や最新情報をお伝えします。

テレビや雑誌で、ソフトバンクのつながり率が向上して、NTT Docomoより良くなったと宣伝しているが・・・本当か?虚偽広告ではないのか???


少なくても電話はつながらない。また会話中よく切れる。

取引先が営業上「i Phone」にする必要があるので、NTTからソフトバンクに法人契約を替えたが、見事につながらなかった。


会話途中で切れることは、当たり前。電話として機能しなくなっている。かけても「電波の届かない場所におります」というアナウンスが頻繁に起こる。ソフトバンクで電話を受けている人は、特につながりにくいことろにいる訳ではないのにである。


住友系はソフトバンクと以前から使用している。取引先の旧住金や住金物産もそうだが、つながらない。

住金はボーダーフォンの時代から使っている。データーのやり取りが改善したのは、アップルの「i Phone」の機能のお蔭で、ソフトバンクの力ではない。新日鉄住金になったので、NTT Docomoに替えるだろう。


少なくとも、法人契約が安くとも、途中で電話が切れてしまうので、お客様に折り返しの電話をしなければならず、電話代は増加する。受けの通話は無料だが、かけ直すと通話料の負担はかけた人である。

取引先は、営業上も電話代的にも、大幅なコスト増となってしまった。かわいそうである。しかも2年契約なので、ソフトバンクを解約すると、さらに膨大な損失が出ています。


このソフトバンクの惨劇を聞いていたので、私の会社は、「i Phone5」の契約を「AU」にした。こちらは問題がない。法人契約では、「Docomo」と「AU」の2つを15年替えていない。携帯台数の増減が多少ある程度である。


車での営業が多い会社場合は、もっと最悪である。移動中に「プツと」切れてしまう。また東京駅や新宿駅等、大勢いる人がいる場所もよく切れる。アンテナが少ないからだ。


「Line」や「カカオトーク」等、SNS系で連絡をする人には、ソフトバンクの問題はわからないが、電話で話をするには、ソフトバンク携帯は最悪である。


旭化成建材が、携帯電話の通信アンテナを建てているが、ソフトバンクのアンテナはDocomoの3分の1しかなく、そのアンテナの機能も非常に低い製品だということ。アンテナをたてる本数が少ないのなら、ひとつの通信アンテナの機能をよくしないとならない。でもこれができていない。投資に費用がかかるからであろう。


まあDocomoは「NTT」、AUは「KDD」というもともとが通信会社。国内と海外電話の大企業であった。こちらは、つながりやすさと計画的な設備投資が基本命題で、国営の時からやってきた歴史がある。

KDDは海外向けの電話がつながりにくいと、多数のクレームを受けた経験もある。


ソフトバンクは、Jフォーン(旧NEC系)からボーダフォン(欧州)と買収の歴史の中で、何とか残った会社である。

またソフトバンク自体は、ゲームソフト卸売業から投資会社に変身した企業であるだけに、通信の基本が「つながりやすさ」にあるということが理解できないのであろう。


「スマートフォン」はPCやテレビの代替品というコンセプトであるなら、電話機能を無視してもよいのかもしれない。ただ本当のネットワークのつながりは、メールでなく、会話である。会話でお互いの理解の誤解を解くことはとても重要である。特にビジネスでは。


何万語を費やしてメールで説明しても、一度の会話の方が説得力では上である。これは今後も変わらないコミュニケーションの基本である。基本を忘れてはいけない。