石原さんでは・・・ | JTT海外展開のブログ

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JTTは鉄鋼製品や機械を輸出する商社です。また海外進出する企業を支援する事業も行っています。社長の相田和宏は25年以上にわたり、中国、ベトナム、韓国、インド、ミャンマー等の企業と人と関わってきました。その異文化交流のエピソードや苦労話や最新情報をお伝えします。

今夜は米国大統領選挙である。明日には.、およその状況が判明する。

また中国も、8日以降から習近平総書記の新体制が始まる。韓国は、いよいよ野党側の安候補と文候補2人の直接会談で、候補を一本化できるかが決まる。一本化できないと、朴正熙元大統領の娘が次期大統領として有力になる。こちらも12月が選挙である。


近隣国と同盟国のトップが替わる。支持率がなく、死に体の民主党野田首相も、これ以上日本を破壊するのをやめてもらうため、辞任か解散してもらいたい。


しかし、日本も政治家はろくな人物がいない。この30年間、アホの政治家になりたくないと、有能な人間は誰も政治家にならなかった弊害が現在出ている。ともかく人材がいない。


石原慎太郎前都知事が、任期途中で知事をやめて、「たちあがれ日本」を基に新党を作るらしい。

でも彼は任期途中でやめ、東京都に50億円もの損害を与えた。この50億円は都知事選挙の資金である。本当に無駄な税金の使途である。五輪も築地も新銀行東京の処理もすべてやり逃げである。


宮崎県の東国原、横浜市の中田、大阪府の橋下といい、職務を全うせずに、勝手にやめる首長が多すぎる。腰が軽いというか、落ち着きがないというか・・・市長や知事を腰掛と思っているのだろう。


今後、このような軽薄な首長の就任を無くすため、病気や汚職、不正や事件等、やむを得ない事情以外で、退職する首長は、在職期間中の全ての給与を返上させるという罰則を作るべきだ。そうしないと、国民負担はどんどん増える。


今回の石原氏も、明らかに衆議院の解散が近く、周りを見ても核となれる人材がいないと見て、急に都知事をやめ、国政に出たのだと推測する。「今ならいける」と風を読んだ。


ただ今の雰囲気と都知事の時だけで、彼を判断してはならない。尖閣諸島問題や中国人を「シナ人」呼ばわりする強いイメージも、国政に携わらない都知事だから出来た事。首相になって同じ事を言っていたらバカだ。戦争になるか、日本の国益を損なうだけである。「言うだけ番長」では行政のトップは勤まらない。


大前研一氏も書いているが、石原氏は25年間の国会議員の生活では、何も成し遂げられなかった人物である。25年ただ議員をやっていただけ。青嵐会を故中川一郎氏と立ち上げたが、ダメになり、この会を基に派閥を立ち上げようとしたが、それも失敗した。

結局、国政では何の力も発揮できず、議員引退して、都知事になったのだ。ただ都知事も、2度目で受かっている。中央政界で何もできなかった男が、今更出て行っても何もできない。老害を撒き散らすだけである。


石原慎太郎氏の選挙といえば、石原軍団が一緒について回る。初めて出て落選した時の都知事選は、弟の故石原裕次郎氏が応援に駆け回っていた。常に周りはきらびやかだが、その実体は何もない。

4期の選挙の前に、神奈川県の松沢知事を東京都知事に招くと言ったが、約束は反古。次の都知事は、副知事の  氏と指名したが、それも言っただけ。

結局、情がなく、自分本位な男なのである。子分も友人のいない。自分勝手な男である。女の子の隠し子もいる。


石原慎太郎氏は、私の高校時代の国語の田中先生の湘南高校時代の同級生であり、何度か彼の高校時代の話を聞いたことがある。同級生の田中先生は、「石原は高校時代から徴兵制度を復活させろ」と騒いでいたと言ったた。80年代前半の時でも、彼は彼を首相にしたら、戦前の日本の軍国主義に回帰すると何度も言っていた。


この右翼的な一面は、現在の中韓への対応では称賛を得るが、彼自体が勤めた経験もなければ、部下を食わした経験もないので、自由気ままな王様気質をけして日本国民は受け入れなれないだろう。


パーフォーマンスだけの口先政治家は、日本にはいらない。








最初の大臣の時は、職務中にテニスをして遊んでいたり、青嵐会