教育勅語(2)海外でも紹介され絶賛受ける | 戦車兵のブログ

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戦車兵のブログ 「教育勅語(2)海外でも紹介され絶賛受ける」

武蔵野大学教授 貝塚茂樹教授の「消えた偉人・物語」より。

教育勅語は国外でも賞賛される立派なものだった。

以下産経ニュースより転載





 教育勅語が渙発(かんぱつ)された後、教育勅語の謄本が全国の小学校に頒布された。教育勅語の注釈書も出版され、東京帝国大学教授の井上哲次郎は、教育勅語の主意を「孝悌忠信ノ徳行ヲ修メテ、国家ノ基礎を固クシ、共同愛習国ノ義心ヲ培養シテ、不虞(ふぐ)ノ變ニ備フルニアリ」(『勅語衍義(えんぎ)』)と解説した。


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教育勅語は、本文315文字からなり、その内容は3段に分けられる。第1段は、歴代天皇と臣民(国民)が心を一つにして祖先が築いた道徳を守ってきた。これこそがわが国柄の賜(たまもの)であり、教育の源もここにあるとされた。
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 第2段は、「爾(なんじ)臣民父母ニ孝ニ兄弟(けいてい)ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉(きょうけん)己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ●ヒ以テ智能ヲ啓發シ徳器ヲ成就シ進(すすみ)テ公★ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵(したが)ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼(ふよく)スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン」である。

 第2段では、臣民が守るべき具体的な徳目が説かれ、これを守ることが、祖先が守り続けてきた美風を明らかにすることであるとされた。


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 一般に、教育勅語は儒教道徳であると思われがちである。しかし、儒教では、「夫婦に別あり」であり、「夫婦相和シ」ではない。また、「國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ」は儒教道徳からは導き出てこない。

 教育勅語は近代立憲主義を深く理解した井上毅(こわし)と儒教に精通した元田永孚(ながざね)の協力によって完成したものであり、その内容は近代市民倫理と儒教道徳が調和したものであった。


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 教育勅語の第3段は、この「皇祖皇宗の遺訓」である徳目が、「古今ニ通シテ謬(あやま)ラス之ヲ中外ニ施シテ悖(もと)ラス」とした。第2段の徳目が時代を超え、外国においても普遍性を持つとされたのである。しかも天皇は、これを「爾臣民ト倶(とも)ニ拳々服膺(けんけんふくよう)シ」とされた。天皇御自らが臣民と共に「皇祖皇宗の遺訓」をお守りになり、それを実行されると宣言されたのである。

 教育勅語は英訳されて海外で紹介された。「勇敢無比な国民は、(中略)偉大な勅語に雄弁に示された精神をもって、国民的伸展の歴程を重ねていくであろう」。イギリスのある機関誌は、教育勅語をこう絶賛した。(武蔵野大学教授 貝塚茂樹)

●=摺のつくり

★=縊のつくり 

(産経ニュース)
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皇室の繁栄があったればこその日本である。


最近国営放送の大河ドラマ「平清盛」で「王家」と皇室を呼び、武士を「王家の犬」と呼ぶ、そして宋(中国)が素晴らしい国と言う。


どうかしてる、国営放送なら日本の皇室や歴史はちゃんと伝えて欲しいものだ。


あんなドラマでも観て勘違いする国民はたくさんいるのだから。