Vol.563

 

“直す”より“治す”

 

自然治癒力を活かした

 

削らない歯医者 年名 淳ですかお




今日は

歯に関する基本情報を提供しますパー


病院歯科医院で働く私たちにとって

常識的なことでも
患者さんたちがご存じないこと
それを
できるだけ簡単に
お知らせしてみますので
お付き合いください


病気や治療法など
細かいことには触れません



今日お知らせすることをベースに共有できると
理解し合いやすいんではないか
と期待してお話しします



ただ、私たちプロが言う
“簡単”
分かりやすく表現したつもりでも
難しいことが多いので
注意してみますね



普段の診療で
一生懸命ご説明しても

「難しくて、途中から分からんかった」
とスタッフにこぼされる患者さんが
少なからずいらっしゃいます




ひらめき電球そもそも
人間の
脳は言葉でその価値を判断します
いくら正しいことであっても
理解できないと価値を感じられません
ビックリマーク



全ての人に理解していただくのは
難しいかも知れませんが
その努力をするのは永遠の使命です



前置きが長くなりました...

メモ今日のメニューは...

病気のこと
リスクのこと
施術のこと

ですパー



まず

病気のことビックリマーク
 

人はこの世に生を受けた瞬間から
エンディング=死に向かって歩みます
乳児期から老年期まで
その年齢に応じた
バランスの取れた扱いができると
理想です




でも
使っていけばあちこち壊れていきます(=
病気

壊れないように普段から注意する(=
予防

壊れたら最小限の手入れで元に戻す(=
治療



何才になっても
入院したり 休むことなく
生活のリズムを保ちながら
上手に歳を重ねられるといいですよね~音譜



私はこのように考えていますが、
歯医者が特別に語る内容じゃありませんね
医療関係者だけでなく
健康系や美容系の方々でも同じように

ひいては


人なら誰でも共通している認識ではないでしょうか


歯もカラダの一臓器ですから
特別なことではありません



次に
リスクのこと



リスク=その病気のかかりやすさ
という定義ですひらめき電球


分かりやすい例では
☆喫煙は肺がんのリスクを高めます
☆過食や運動不足は糖尿病のリスクです

など


歯の病気・トラブルについて
私が現在考えているリスク4つを披露します

はっきり言って
4つだけ
です


☆ムシ歯のリスク


☆歯周病のリスク


☆力のリスク


☆プロセス(※)のリスク


以上



歯医者に来られる患者さんのほとんどは
これらのどれか1つ~全部があります

(※)
プロセスのリスクについて
(オリジナルの表現のため、ちょっとだけ解説します)


それぞれが生きてきたプロセス(人生)の中で

歯医者をどのように利用されてきたか
 

 

いよいよ痛みが強くなってから歯医者に行く
とかあせる

 

痛みが無くなったらもう通院しない
とか


 

は、好ましくないですよね




施術のこと:予防と治療に分けて考えます

(ココは少し表現が専門的になってしまいますが…)


☆予防

  ムシ歯予防

  歯周病予防

  矯正治療
   小児:適切な顔面の成長につながる咬合育成を目的で予防
   成人:将来的な力のリスクを減らす意味で予防


☆治療

  ムシ歯治療:少しでも「神経」を残す、「抜歯時期」を先送りする

  歯周病治療

  矯正治療

  咬合治療:噛み合わせのバランスを再構成

  欠損補綴治療:ムシ歯や歯周病で歯を失った後どうきちんと補うか



    
以上、の情報を知っておいていただけると
どこの歯医者さんへ行っても
ベースの部分をご存じの患者さんとして


良い意味で
“賢い患者さん”として


対応してもらえると思います
チョキ





長々としたためましたが
最後までお読みいただきありがとうございます。


自分でも
「ん簡単ちゃうやんと思う表現が
ところどころ見られますが
ご容赦ください

 

 

今日は、以上です
 


 

 

としな歯科医院

 

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