さらば、ミスターアセンション詐欺師エハン・デラヴィ | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

 アセンションという言葉を世に広めた人物━━いろいろと意見はあると思うが、大多数の人がエハン・デラヴィの名をあげると思う。

 

 
 みずから『アセンションの真相を伝えるために日本にきた』と豪語するエハン・デラヴィ。もはやアセンションといえばエハン・デラヴィ、エハン・デラヴィとえばアセンションといっても過言ではないだろう。

 

 
 そんなエハン・デラヴィにつけられた呼称が“ミスターアセンション”というものなのだが、私は彼のことを“ミスターアセンション詐欺師”と呼んでいる。

 

 
 とにかくエハン・デラヴィのアセンション説というのは、具体性や革新性がまったくないのだ。その一例を紹介する。

 

 
エハン・デラヴィの説
 ズバリ、いいましょう。私の考えでは、2012年のタイミングで、人類は一度終わりを迎えます。それは、既に著書などで述べている通り、太陽系にある未知の惑星X(惑星ニビルとも呼ばれている)が太陽に急接近することで、太陽の活動が活発化し、これが原因で起きる太陽嵐が、地球に影響を及ぼすからです。

 
 けれども、これで人類は、ジ・エンドではありません。そこから、復活して、進化する、というのが私の考えです。別のいい方をすれば、進化するために、一度終末を迎えなければならない、ということ。つまり2012年は、終わりであり、そして、はじまりなのです。

 

 
 ━━と、このようなものなのだが、『ズバリ、いいましょう』というわりには特に真新しさもないありふれた説である。

 

 
 また、このようなものもある。

 

 
エハン・デラヴィの説
 2012年を迎える2、3年前から、多分たくさんの共時性が起こりはじめるでしょう。すると、世界各地で、“気づき”を得た人々が、徐々に“儀式”の準備をはじめるのではないかと思われます。

 

 
 ━━と、このようなものなのだが、別にミスターアセンションと呼ばれる人でなくてもこんなこと誰でも予想できるだろう。2012年ブームは地球規模のものであり、『Xデーが近づくにつれて各地のビリーバーたちがなんらかの変わった行動を起こすだろうなぁ』と、誰にでも1秒で予想ができるものである。

 

 
 また、このようなものもある。

 

 
エハン・デラヴィの説
 ちなみに、このイベントには、リーダーや中心人物などはいない。ただ、共時性の働きかけによって、全世界で自発的にはじまり、最後の数分間で皆がつながっていくでしょう。そして、3%のプロテイン・ボディではなく、内なる王国である、97%の方にフォーカスをしながら変性意識へと入っていきます。こうしてイベント・ホライゾンを抜けた後、私たちは神の子だと分かるのでしょう。

 

 

 

メシアの論証

 
 あなたはアセンションの真相を伝えるために活動している人なのだろう?それならあなたがリーダー、中心人物となって人類を導いていくべきではないのか?それだというのになにを抽象的でよくわからないことばかりをぬかしているのだ?

 

 
 エハン・デラヴィの言葉を3つほど紹介したが、どれをとってみても具体性がなく意味がよくわからないものばかりだ。世界はどのように終末を迎えて、人類はどのように復活して、どのように進化を遂げるのか?変性意識とはどういうものなのか?そうした話を一切してくれないのである。

 

 
 しかし、アセンションの時期をはっきりといっていない中丸薫とはちがい、エハン・デラヴィははっきりと“2012年”といっている。それが見事にはずれたわけなのだから、エハン・デラヴィの名は自然と忘れ去られていくことだろう。

 

 
 エハン・デラヴィの本を買って印税をプレゼントした方々、金を払ってセミナーや講演会に参加してきた方々、1日も早く真実に目覚めてください。そしてアセンションの本当の真相が書かれた私のブログを読むようにしてください♪

 

 
 ……余談だがエハン・デラヴィはこのような言葉を口にしたことがあるという。

 

 
 「もしもなにも起きなかったら、僕は宇宙一だまされた男だろうね(笑)」

 

 
 エハン先生、なに責任転嫁をしているのだ?宇宙一だまされた男ではなく“宇宙一人々をだました男”のまちがいでしょうが……。

 

 

 

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