新世界観論説≪世界中のすべての貧困・失業者・経済的不公平を一夜のうちに消滅させる新世界観≫その③ | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

 貨幣制度を消滅させ、全人類ひとりひとりがなんらかの生産的労働をこなし、お互いに作ったものをただで提供しあう━━これが前回までに説明した貧困・格差をなくす新世界観です。だいたいの形は見えてきたと思います。第3回目の今回は人員不足の問題などについて書こうと思います。

 

 
 以前、日本テレビで放送されていた太田総理で医師不足の問題が議論されていました。その頃、妊婦が病院をたらいまわしにされた挙句死亡するという事件が相次ぎ、医療問題の深刻さを強烈に痛感させられました。

 

 
 では、この問題をどのように改善すればいいのか?簡単なことです。病院が少ないなら増やせばいい。医師が少ないなら増やせばいい。ただそれだけのことです。

 

 
 そして番組の中では『そのためには莫大なお金が必要だ』といった声があがり、そのことについてもまた激しく議論がかわされることになったのですが、貨幣制度を消滅させればそうした問題も一気に解決することになります。

 

 
 貨幣がない世界なのですから、医師になりたいと希望する人たちはただで学校に通い、ただで医学を学び、ただで医師になることが可能なのです。すべてただなのですから、医師の数をノーリスクでいくらでも増やすことができるはず。これで医師不足の問題は解決です。

 

 
 ちなみに医者である親のいいつけで無理やり医学を勉強させられ、そのストレスやプレッシャーから親を殺害してしまった少年の事件などを耳にしたことがあります。きっとその少年は医者になりたくなかったのでしょうし、医者という仕事自体合っていなかったのでしょう。

 

 
 こうした悲劇をくり返さないために、医者である親が子供に無理やり医学を勉強させるようなことはしないでもらいたいです。人にはそれぞれに合った天職というものがあり、長い時間をかけてゆっくり自分で見つけていくものなのです。

 

 
 医者の子供が医者になる必要などありません。医者になりたい人がなればいいのです。

 

 
 これまでの貨幣制度の世の中では、医者になりたくてもなれない人、医者になれるだけの知能と才能を持ちながら経済的な事情からなれない人が無数に存在していたと思います。しかし貨幣制度をなくしてしまえば学費というものがなくなるわけであり、医者になりたい人、医者が合っている人が自由に医学を学んで自由に医者になることができるのです。これで医師不足の問題はなくなるはずであり、病院をたらいまわしにされた挙句に死亡するような妊婦も消滅するはずです。

 

 
 人員不足に悩む仕事はほかにもたくさんあると思われますが、私が以前テレビで知った仕事に農業というものがあります。農業で働く人たちの平均年齢は止まることなく上がり続け、このままでは農業を受け継いでくれる人が途絶えてしまうのではないのか?と危惧されているほどらしいです。

 

 
 この場合も貨幣制度をなくしてしまえば一件落着です。農業の人気がないのはイメージ的な問題だけでなく収入に魅力がないからでしょう。そのために若い人たちが農業につこうとしないのです。しかし貨幣制度をなくしてしまえば格差は消えます。農業の仕事をこなすことによってほかの仕事のグループからすべての生活必需品を提供してもらえるのですから。

 

 
 あとは農業に合う若者たちを探すだけでいいのです。農業をおもしろく感じる若者たち、農業が苦痛に感じない若者たち、またはほかの仕事がいまひとつしっくりこないので農業にたどり着いた、といった若者たちでもいいです。そうした若者たちを集めて農業をおこなえばいいのです。

 

 

 

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