メシアの願い~あずみ役は松井珠理奈ちゃんで……~ | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

 
 
 

 あずみ━━私はこの作品を上戸彩主演の映画ではじめて知り、その映画をテレビで観ることとなった。そのときの感想は正直、“いまひとつ”という感じであった。
 
 
 それ以来『あずみ』のことが頭から完全に消え失せることとなったのだが、趣味のひとつにしている本屋での漫画立ち読みで、『次はなにを読もうかな?』と新しい作品を探し出したとき、私の視界の中に小山ゆうという人の『あずみ』という作品が入ったのである。
 
 
 『あずみ』か。映画と漫画ではどんなふうにちがうんだろうか。あまり興味ないけどちょっと読んでみるか━━漫画『あずみ』を読み出したときの私の心理はこのような感じだったのである。
 
 
 が、だ。漫画『あずみ』を読み出してから私の人生観はがらりと変わってしまった。深い感銘を受けた漫画は数限りなくあるが、文句なく『あずみ』はその中でも5本の指に入るほどの超傑作である。
 
 
 『あずみ』とは簡単にいうと、『北斗の拳』の美少女版といったところである。しかし子供から大人へと成長していく過程の中での微妙な心理、葛藤などが見事に描かれており、しばらく日々の生活すべてが『あずみ』一色に染まってしまうことまちがいなしである。
 
 
 そんなあずみは性技を駆使するくのいちっぽいイメージがつきまとい、作品の中でも頻繁にそのような誤解を受けることになる。しかしあずみの処女性は常に死守され続け、誰のものにもなることなく孤独な旅を続けていくのだ。
 
 
 その道中、自分に力を貸してくれた男たちに“ご褒美”っぽい感じで口唇を許したりするあずみの姿がこのうえなく魅力的だった……。
 
 
 そのあずみを映画で演じたのが上戸彩なわけなのだが、私はいまひとつ満足しきれないキャスティングなのである。
 
 
 そこで、もしも再び『あずみ』の映画やれドラマやれを制作することになったら、私はぜひSKE48の若きエース、松井珠理奈ちゃんをあずみ役に起用してもらいたいと思っている。
 
 
 りりしく神秘的な美貌、男言葉が似合う野性、不思議な人徳と存在感━━あずみに1ミリもずれることなくぴたりと当てはまるのは、現時点では松井珠理奈ちゃん以外に見当たらない。

 


 
 
あずみ (1) (ビッグコミックス)/小山 ゆう



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