学期休みにはいつも地方旅行に出かけるんだけど、今回は安東というところに行ってきました。
今回は今までになく半端ない方言に悩まされた旅行でした(笑)
今回も私を入れて4人での旅行です。
私たちは全員乗物に弱いので、今回も長距離バスではなく、汽車での旅行です。
いつも地方旅行はソウル駅から出発するんだけど、今回の安東へ行くにはこのチョンニャンニ駅から出発します。
韓国には速い方から、KTX、セマウル号、ムグンファ号って汽車が走っているんだけど、安東へは一番遅いムグンファ号(무궁화호)しか止まらないので、今回はムグンファでの旅行です
この切符をご覧あれっ!今回の移動時間は4時間20分なんだけど、15300ウォンなの。今のレートが1円=15ウォンだから、日本円で1000円ちょい位。安くない?
ムグンファの車内はなんだかKTXよりも広い気がしたよ。
そして不便な点は、座席にテーブルがないこと。遅い汽車だから長い時間乗ってるでしょ。そしたら食事もするじゃん。けど、テーブル無いの。不便。ドリンクホルダーもないよ。
そのせいか、車内販売もないよ。
注意ね。
乗車時間4時間20分だけど、しゃべって、寝て、ご飯食べて、またしゃべってあっという間に到着したよ。
安東駅~!
写真の後ろに「경북 어서오이소」って書いてあるんだけど、この경북っていうのはこの安東のある地域の意味で、어서오이소はソウルの어서오세요(いらっしゃいませ)の方言。
安東に着いた時点で3時過ぎ。私たちはまず陶山書院(トサンソウォン)というところに向かったよ。
このトサンソウォンは前の1000ウォン札の裏に書かれていたところなんだ。
旧1000ウォン札。ここへ行った。
安東での移動手段は主にバス。
だが、ソウルのように待っていればすぐ来るわけではなく、一日に数本なので、よく考えて動かなくてはいけなかった。
たまたまトサンソウォン行きのバスはそんなに待たなくても来たよ。
乗るバスは67番だったんだけど、この67番のバス、少し難しい。なぜかというと、同じ67番でも、行き先の違う67番が5本走ってるから(笑)ソウルみたいに67-1とかすればいいのにね。
そして、なんと安東を走るバス・・・バス内のアナウンスが無いよ・・・(@ ̄Д ̄@;)
次の停留所がどこかも分からないし、いつなのかも分からない・・・
バスの運転手や、乗客に教えてもらうしかしないと降りる停留所が分からないのです~。
そこで苦労したのが方言(サトリ)の存在・・・
ここのサトリは少し強い語調で、ボソってゴニョって話す感じ?
とにかく今までで一番サトリを感じたわ。
とりあえず目的地で無事下車。
お山の中・・・。書院の前には川が流れていてステキ・・・。
ただ、寒い・・・。
お札と同じように写真を撮ろうと思ったんだけど、それには後ろのお山を登らないといけなくて無理だった・・・。
これで限界に腕のばして同じようにとろうと努力した写真(笑)
陶山書院・・・韓国の儒教の殿堂だそうだ。
静かに読書する雰囲気?
お坊さん?達が建物の一つで会議してた。
書院を少し足早で見学した私達。なぜかというと、次に通るバスが本日最後のバスだったから( ̄ー ̄;
外は寒い・・・安東はさらに寒い・・・。
写真撮りながらバス待ってたら、お兄さんが私たちに声をかけて来たわ。
安東駅までの道を教えてほしいって。けど、私たちも分からないし。ってゆーか坂降りたらたぶん駅だし。なんて話をしてたら、一緒に乗って行きませんかって。
・・・私達、安東駅までヒッチさせてもらっちゃった( ゚ ▽ ゚ ;)
ありがたい。
駅に着いた私達はお夕飯を食べることに。
豚ロースを煮込んで作るチゲの一種でテピョンチョって料理があるそうなのでそれを食べようと思っていたんだけど、そのお店が潰れて、無かったの~!
なので、安東と言えば『チムタク』!
ソウルにもアンドンチムタクってお店がたくさんあるしね。
そのお店に行ってきたよ。
チムタク通りがあって、そこで一番湯気が上がっているお店で食べてきた。
チムは蒸すで、タクは鶏の意味、味付けはこう見えてとても辛いよ。
鶏と春雨、にんじん、じゃがいも、おネギと大量の唐辛子。
最後にご飯を入れて食べると最高なんだ。
私、実は前日までとても体調が悪くて、2日ほどまともに食事をしていなかったの。
そのせいで胃がものすごく小さくなっていて全然食べれなかった~(T▽T;)
せっかくの本場のチムタクなのに・・・。
この交差点から向こうがチムタク通り。
入口でチムタクを煮ているので、どの店も入り口は湯気が上がってる。写真は少し遅い時間に撮ったので全然なんだけど・・・。
旅行一日目はこれで終了。
お宿に帰ってビックリ早い就寝でした。