ひっさしぶりに英語の話をします。

私、数年前からモヤモヤしていたことがありまして。


それは、英文をタイプしたときに
ピリオドの後にスペースを1文字分入れるのか2文字分いれるのかっつうことなのです。

昔、アメリカで仕事してたときに
一緒に働いてた日本人のコに
「ピリオドの後はスペース2文字分入れるのが決まりですよ」
と教えられ、正直大学でそんなこと教わった記憶がなかったのか
単純に話聞いてなかったのか定かではありませんが
そこは、素直な正確なので
即、矯正したんです。

その後、日本帰ってきてからも
その法則をきっちり守ってたのですが
今の会社になって
メール以外でも英語で文章書くことが増えて
校正チェックしてもらうたびに
必ず、ピリオドの後のスペースを1文字に詰められて返ってくるんです。

別の英語ネイティブ人にも、文章チェックしてもらったときに
この2文字スペースの話したら
「そんな話はきいたことねぇ。」
と一蹴されて
納得いかなくて、
そもそも自分が、何年も騙されてた?と不安になり
調べました。


そしたら、これは1文字でも2文字でも正しいということでした。
というか、現代においては2文字にする必要ないから
1文字スペースでいいじゃん?ってことらしいです。

なんでも、タイプライターで文字を打ってたときは
monospaced fontといって文字幅がどの文字も同じ幅だったそうです。
iでもmでも同じ文字幅使うわけ。
そうすると.(ピリオド)も同じスペースだから2文字空けた方が
ピリオドの後が空いてます、次から新しいセンテンス始まりますってわかりやすくて
読みやすかったので
そういうお約束ができたそうです。

現代は、コンピューターでタイプできるようになって
文字幅も昔とちがいproportional fontが殆どです。
これは、monospacedと真逆で、文字によってその幅が異なるので
読みやすくするために2文字あける意味がなくなっちゃたというわけです。

ちなみソースはココ

そんな訳で、私は何故か
英文タイプに関する古い慣習を
日本人によって植え付けられた
というわけです。