このブログは2005年1月某日、


「アメーバブログって、

面白ければ書籍化できるかもしれないのか。

よおし、チャレンジしてみよう♪」


と思って創設された(その見通しは甘かったわけだが)。


話題が女医バナであることから、

それにブログを足してタイトルはストレートに「女医ブログ」

にしようと思った。


ん?なんかすわりが悪い。


そこで、ブログを意味する略称(?)「風呂」をくっつけて


「女医風呂」と命名、

アルファベットか数字でつけるIDも joyblog にして、

医学部と研修医時代のとっておき思い出話を語るブログとして

スタートした。


自分では覚えやすくていいかな~と思ったのだが、

これが災いして

風呂姿が見たい

なんて変態エロメールが来たり、

エログと思われてスパム扱いされたりとすったもんだがあった。




プロフィールでは「寿退職」とごまかしているが、

大学病院を辞める過程で実は、

家出・駆け落ち・

同棲して4年後結婚

というちょっとバタバタとした経過をとって、主婦生活をしていた。

2005年の夏ごろ、実家の父親が発奮して私にちょっかいを

再度出し始め、急遽「親との闘い」 をつづることに。


自分の中で最大の問題として立ちふさがっている親子問題を、

文章にしてみることによって、心の整理がついたのだった。

少数の方から厳しい批判と、

多くの優しい読者さまから優しい励ましのお言葉をかけていただき、

ああブログをやっていて本当によかった!

と思ったのだった。



そしてこれがTV東京の番組「ブログの女王」

第13回放送にて紹介された。2006年7月のことである。

これがピークというか、本ブログにとってのバブルであった。



ヒット数も沈静化して、また親の干渉も遠のき、

つかの間の平和を得て再び医学部ネタ(と言っても実話だが)を

書き始めた。



だが、今年10月。


最大の危機が私と夫を襲った。


私は自分の胸だけにしまっておくことが出来ず、

また医学部・病院から離れて「××との戦い」

書き始めた。


これはまだ、続行中の出来事ゆえ客観的に見ることが難しく

ブログにつづるには時期尚早とも思えたが、

私の心が現実におしこまれてパンクしそうだったので、

見切り発車で始まった。


このシリーズにめどがついて終了したら、

ちょっとこのブログのこれからを考えたいと思っている。



読んでくださる多くの方々へ、

今年一年拙ブログにおつきあいくださいまして

ありがとうございました。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。


私とTくんは、

お正月休み久々に東京に出かける予定です。

天皇杯決勝戦・浦和レッズvsガンバ大阪を

観戦してきます。


みなさまも、よいお年をおすごしくださいね。


女医風呂(joyblog) 拝

私・純子が会社から休職のための書類をもらってきた次の日、

ついに精神科…夫・光良が前医から紹介された医院にかかる日が

やってきたのだった。


なにこのめまぐるしい日程。

そして土日休んだらもう、月曜は私ひとりでまた会社に書類を届けに

行くのである。疲れるヒマもない。


この精神科は、消原市立病院精神科と違い開業医院で、

入院設備を持っている。


光良は、入院を要するそううつ状態として、

そこに紹介されたのだ。


だが、消原市民病院から出された抗うつ剤服用をやめて以来、

彼の感情の起伏はおだやかになり、

クスリを飲む前の状態にもどってきたようだった。


やっぱりクスリのせいじゃないかな…。


メジャーな副作用としてそう状態が出るなどということは

ネットで調べても載っていなかったのだが…。

それ以外に、考えられない。

だから、きっと大丈夫なはず。

今度のお医者さんなら、彼の症状がストレス性のものだと

見抜いてくれるさ、私はそう祈った。

そして入院を必要とする状態ではないことも。


私が抗うつ剤での治療にいちゃもんをつけたのだから、

もし今回の医院で彼の症状が内因性…クスリが原因ではなく、

彼の内部からくるものであったら、私の判断ミスということになる。


とにかく、新しいドクターにセカンドオピニオンをとれるのだ。

いい方向にころぶと信じたい。

彼と自分を信じて、ドクターにおまかせしてみるしかなかった。


医院に向かうと、平日昼間ながらかなりの車の数。

ネットでの口コミも読んでみたが、人気のある医院らしい。

結婚前、親との確執があったとき2,3度相談させてもらったことが

あるのだが、こちらの話をよく聞いてくれて態度も慎重なおだやかな

ドクターだった。


だから、安心して彼をまかせようと思った。


もしも私の予想した…ストレス性の適応障害という結果が出なくとも、

市立病院のみたてと同じくそううつだという診断がくだされたとしても、

私はここのドクターになら、彼の治療をまかせられると思った。

ここの先生が入院しなさいというのなら、本当にそうなのだろう。


予約が午後だったが、精神科の特徴としていち患者にかける時間が

長いということがある。問診を丁寧にしていると、クスリでポンというわけには

いかないので、ひとりで1時間以上もドクターと話すことも珍しくはない。


我々のときも、予約時間から1時間近く待つことになった。

待合室も常にギュウギュウであった。

だがソファーの座りやすさと、適温に調整された暖房の効果で

緊張していたはずの私さえ眠くなってしまう。

パステル調のお花の絵も飾ってあるし。

この待合室、リラックス効果ありすぎ


どうしようもなく眠たくなって、意識をたもてなくなりそうなころ、

彼の名が呼ばれた。

私はつきそいとして、診察室前まで移動した。


「どうぞよろしくお願いします。

妻ですが、同席した方がよろしいですか?」


まずは彼ひとりで、というお話だったので私はそのまま

待合で待つことにした。


そして数十分も過ぎただろうか、彼が診察室から出てきた。(つづく)


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