大極殿に行くはずが 平城京歴史館の予約時間がもうすぐなので、こっちに来ました。


ジョウトウの右往左往-平城京歴史館と遣唐使船 クリックすると拡大します



ジョウトウの右往左往-歴史館行列
予約券の時間の10分ぐらい前に広場の右側にある歴史館入り口前に行列が出来ます。



ジョウトウの右往左往-遣唐使船記念撮影
ジョウトウの右往左往-日陰



予約時間のだいぶ前に着いちゃったら 外に置いてある 遣唐使船復元展示をバックに記念写真を撮ったり

船の外側を観察したり 日陰で休んだりして時間をつぶせます。



ジョウトウの右往左往-舵

舵があるほうが船尾


ジョウトウの右往左往-碇


ジョウトウの右往左往-船首


碇(いかり) があるほうが船首



ジョウトウの右往左往-艪棚の竹の束


ご老人たちによる「船端にある束ねた竹の節が抜いてないのを良く見てごらん、浮き輪代わりに沈みにくいようにしてあるんだよ」という説明を聞きながら撮った一枚。


ジョウトウの右往左往-交換の人

旅行会社のせんとくんクーポン引換券を持っている人は、歴史館前の広場の入り口に交換係の人が居るので見学前に交換が済ませられます。



予約券の時間がくるごとに、ボランティアさんが集合を呼びかけてくれます。
ジョウトウの右往左往-平城京歴史観パンフ

並んでいると予約券を回収したり、パンフレットをくれたりします。中にパンフレットが無いのかもらいそこねたお婆さんが怒ってたので忘れずに先にもらっておきましょう。

館内は写真撮影飲食禁止なので 水分補給はそれまでにしっかりしておきましょう。


ジョウトウの右往左往-せんとくんクーポン
クーポンの裏側に「切り離し無効」って書いてあるけど係りの人の支持に従えばOKw先に切り離して準備しておくと 入館料を払う人の列を横目にスムースに入館できます。




学園祭の仕切りみたいにせこいシンプルな単に両脇にちゃっちい豆電球がチカチカしているだけの「時をさかのぼるトンネル」を通り抜けるとそこには・・・


「トイレの場所表示」がw

  後半の映像上映の前にぜひ行っておきましょう!



数種類の映像を流れ作業的にこなしていくと・・・


すんげーロボットが居るんだ これが!

館内は写真NGだし ネット探し回ったけど出展の団体がPRしてないらしくて画像が無い。



ジョウトウの右往左往-衣装マネキン
なので探訪ツアーセンターに居たマネキンさんに代役をお願いします。


ジョウトウの右往左往-マネキン鳳凰髪飾り

顔はね、このマネキンちゃんには悪いけど 超~~~~~~美人!

ただ唐美人・天平美人じゃない。ハーフかクウォーターさんな風貌。

まばたきをするとこちらにそよ風がきちゃうかも?っていうくらい長いまつ毛してるの。

暗い館内の片隅で瞬きしたり身じろぎをしている間、本物の人間だと思ってたもん。

ベスト着てたから天平の上級官女さんかな。

上映が終わって室内灯がついても、まだロボット・・・アンドロイドって言った方が正確なのかな?だとわからなくて生きた人間だと思ってる人も居たし。

「遣唐使シアター」アニメだからって通過しちゃったら損ですよ!前方右隅の彼女に注目です♪


      *関連記事を6/4にアップしました。

そしていよいよ復元された遣唐使船の甲板に歴史館の二階から乗り込みます。

乗り込み口の手前で当時の男性の衣装も無料で貸し出してもらえます。船上での記念撮影にぜひ着てみましょう。


ジョウトウの右往左往-奈良時代武官の朝服 これより深い緑色のものでした。(武官朝服---参考文献 井筒雅風:著「原色日本服飾史」 光琳社出版)


ジョウトウの右往左往-奈良時代朝服時代祭り
京都の時代祭りに行った時に撮った写真の中に似たのがあった!

緑色をした長いコートくらいの丈の一枚の上着を洋服の上から着て、丸い襟元を留めて チェックの帯をカチャッとはめば着られるんですよ。そして黒くて柔らかい布製の冠をかぶれば完成。


奈良に住んでみました  というサイトに主さんが着用している記事 と画像が!





遣唐使船は「吉備大臣入唐絵巻」を参考に復元されただけあってそっくり。


ジョウトウの右往左往-はしご

連子窓(れんじまどー木枠の中に菱形の木材を縦に並べた窓)のすき間から室内もパチリ

お、はしごがある!これで絵巻みたいに部屋の上に上がるんだね。



ジョウトウの右往左往-大使の部屋のドア船尾側

ジョウトウの右往左往-大使の部屋の小さい階段



上官の個室だけあって表のドアと裏口が両方備えられてる。この小さい階段がかわいいな。
ジョウトウの右往左往-遣唐使船の積荷

船体のあちこちには説明用のプレートが貼ってあって わかりやすい。

歴史フリークのオヂサマがたによる歴史講義がいきなり始まっちゃったり。



ジョウトウの右往左往-網代に編んだ折りたたみ式の竹の帆


「当時航海に耐えるだけの強度を持った布が存在していなかったので、帆の素材は『網代編みの竹』

帆を張ったりしまったり出きる折りたたみになってる。」とか

ドアや船体のあちこちにある金色の丸いのは実は釘のキャップで 鉄釘に海水がかかって錆びやすくなるのを防ぐ工夫なんだって。

平城宮跡資料館に古い釘の展示があるのでぜひ見ておいでって教えてもらいました。


ジョウトウの右往左往-艪棚

下から見たときに竹の束がくくりつけてあった「艪棚(ろだな)」風が無い時はここで海に櫂を下ろして漕いだって!こわーーい。


ジョウトウの右往左往-艪棚解説

それと、トイレになってたらしいww夜超怖いwwwwwwwwwww


ジョウトウの右往左往-甲板と舷側の穴

甲板と船端のつなぎ目には 甲板にかぶった海水を船外に流しだす穴もちゃんとあけてあったよ。


ジョウトウの右往左往-ジーちゃん
ベストショットを狙うジーちゃん。


ジョウトウの右往左往-真似して
まねして撮った写真。




最後の部屋に入るために 前の上映が終わるまで少し並んだ。


朱雀門のとこでも書いたけど、この映像はすごい!三面鏡を開いたように設置された大きなスクリーン。

本当に天平時代にタイムスリップしたような臨場感。


500円・・・・安すぎる~~~~。

                                                 ペタしてね      

*平城遷都1300年祭関連 INDEX

*大遣唐使展関連 INDEX