2010年2月5日。天気晴れ。
ついにリベンジを果たすときがやってきた。前回のような失敗 はもう許されない。なぜなら、僕にはもう残された時間がほとんどない。
ラパスで結成した日本人9人組。通称「鏡張りのウユニが見隊(仮)」。
ラパスから夜行バスに揺られること12時間。やってきたのは、あの時と何も変わらないウユニの町。
そこからすぐにトヨタのランドクルーザーに乗り込み、車を走らせること1時間…。
ウユニの町は何一つ変わっていなかったが、あのウユニ塩湖は、僕が以前見た姿とは全くの別物だった…。そう、それはまるで別世界。想像を絶する、まさに絶景。
前回苦い思いをした分、今回の感動は3倍にも4倍にもなった…。その感動は、無心でシャッターを切る手が物語っている。
そこはまるで、来た者を天国にでもやってきたのではないかと錯覚させる、幻想的で美しい世界。
どこからが雲で、どこからが湖なのか全くわからない。地球という球体から切り離された異空間。その異空間に吸い込まれていくような、不思議な感覚。なぜだろう…。すごく心地良い。
時間が経つに連れ、その美しさを増すウユニ塩湖。夕日の時間、その美しさは絶頂を迎える。
沈み行く太陽が湖に反射し、徐々に青の世界を赤の世界へと塗り替えていく。コーン島の夕日 も、リスボンの夕日 も、確かに美しかったが、ウユニのそれに勝るものではなかった。
この夕日を見ていると、涙が出そうでたまらなかった…。この9ヶ月間のつらかったこと、苦しかったことが、一気に頭の中を駆けめぐる。一度目に鏡張りのウユニ塩湖を見られなかったのも、マチュピチュに行けなかった ことも、全てはこの夕日のためにあったんだと…。
その涙をぐっとこらえ、僕はみんなと一緒に宿へと向かった…。
ありがとう、ウユニ塩湖。ありがとう、みんな。
ウユニリベンジ編 〈完〉
※毎度お馴染み、しみなおくんの記事はコチラから→奇跡のウユニ塩湖「鏡張り編」
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