シミを消す最後の手段とは? | 上智製薬株式会社☆月森健治の社長ブログ

上智製薬株式会社☆月森健治の社長ブログ

『しっとり!、スベスベ・・』こんな擬似効果化粧品を売るのはもうコリゴリと、2006年に会社設立。
本物志向の観点からスキンケアの真実を伝えていきます。

30代で少し気になるシミが目立ちはじめ
40代で目に見えて大きくなり、さらに増え始めたシミ
50代になると散々美白化粧品を使ったのに消えもせず
悩んで夜も眠れないくらいシミが沈着し
鏡に映った自分の顔を見ながら、悩み続け
こっそり友人にシミに効く良い化粧品ないかしら・・・と
相談してしまう。

もういい年齢なんだから、あきらめたら・・
とばかりの友人の顔色とかくされた言葉に
何も言い返す勇気もなく
それでもあきらめきれない

あなたは
そんな状態のお肌をしていませんか

シミはなぜできるのか
シミの原因は
シミは治るのだろうか

いつもこんな風に悩んでは化粧品探しをしていませんか

そして
TVの画面に流れる『美白』という文字に反応し
ついつい新しい化粧品を購入してしまう。
そんなことを何回もくりかえしているのではないでしょうか。

もしそうだとしたら
もう一度シミができるメカニズムについて
じっくり考えてみてください

シミはメラニン色素です
そう!あなたはメラニン色素が大嫌いだと言って悩んでいます。

ではなぜメラニン色素ができるのかというと
肌に紫外線があたるからです

メラニン色素がないと表皮や真皮まで紫外線A波やB波が
到達し、細胞を傷つけ、炎症を起こしたり、皮膚がんを引き起こす
原因となるといわれています。

つまり人間の肌は理に適っていて
人体に有害な紫外線を浴びると
肌を守るための防衛策として、黒いメラニン色素を自ら作り出し
肌を守ってくれるのです。

春先から夏にかけて肌が日焼けしていき
秋口から冬にかけてまた自然にメラニンの黒い色素が消えて
もとのあなた本来の肌の色に戻る

これがあなたの肌にとってもっとも自然なお肌のサイクルのはずです。

私も若い頃はそうだった!!
きっとあなたも同じようにおもっていませんか?

若い頃はメラニン色素をつくるパワーも強い
消し去るパワーも強いんです。 
しかも何もしなくてもです。

でも年齢を重ねると
つくるのも消し去るのもだんだん弱くなっていきます。
残念ながら
このパワーの衰えはだれも止めることはできません。

その結果 (ここ重要です!!)
日焼した肌を自ら元の肌の色に戻そうとする還元パワーが不足し
シミとなって残るのです

そして
以外と見落としがちで恐ろしいのが
実際には肌に紫外線があたっているのに

肌がメラニンをつくるパワーが弱いために
十分なメラニン色素をつくれず
表皮や真皮の肌細胞を傷めてしまい

気づかないうちに、コラーゲンやエラスチンなどが破壊されて
シワやタルミが増えていくということです。

この様に
シミが増える年齢とシワやタルミが増える年齢は重なってしまいます。

ではこのような状態をさける有効な
予防方法はないのか?

あります

それがUV化粧品です
具体的には、紫外線をカットしたり吸収したりすることで
肌に紫外線をあてないようにするための化粧品

これをつかうことで、肌はメラニン色素をつくることをしません。
その結果シミの発生は少なくなります。

だけど、この方法はすでに
できてしまったシミには効果はありません。


では・・・
できてしまった頑固なシミを消すには!!
どうすればいいのか?

それは還元剤・・・・・・・・です

メラニンの黑を白(透明)に戻すことができる還元力をもった成分です。

その代表的な成分で私が推奨するのは
ビタミンC、アルブチン、ハイドロキノン

この三つです

肌にはチロシンという物質があり、紫外線があたるとチロシナーゼ酵素
が働き、結果的に酸化され黒色をしたメラニンに変化します

そう
メラニンは酸化反応でできます

だから
正反対の還元反応で色を消すのです

人間の体内にはSODという酵素物質があり
自らメラニン色素を還元してもとの肌色に戻す力が備わっています

しかし
30歳を過ぎると自分でも実感するくらいその還元力は明らかに衰えます
そのため
還元剤を配合した美白化粧品を上手に使いながら
永年悩んできた頑固なシミを徐々に消し去ることをお勧めします。

ただし、この還元剤成分を配合した美白化粧品は
使い方を間違えると危険です

その理由は次回『美白化粧品の危険性』に詳細を書きます

今日はここまでです

///がんばりましょう!! 良い化粧品選び/////