ドラマの話ではなく、平城遷都1300年祭マスコットキャラクターの話。


ちょっと前のニュースですが、2010年に奈良で行われるイベント「平城遷都1300年祭」のマスコットに、鹿の角が生えている坊主頭の子供が採用され、ネットで話題になっているたそうです。

画像は貼りませんので、「平城遷都1300年記念事業協会」の公式Webページ、あるいは、下のニュース記事のリンク先をご覧ください。

http://www.1300.jp/


このキャラクターを作ったのは、東京藝術大学大学院文化財保存学教授の薮内佐斗司(やぶうちさとし)さん。

1953年大阪市生まれ、東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。

業界では有名な人らしいです。


でも、う~ん。

これは、あまりかわいくない。

なぜこのキャラクター?

マンガの「一休さん」のキャラクターデザインをした人に頼めば良かった気も。


ひこにゃん 」や「はばタン」にあやかりたいとのことですが、そこまでの人気は出ないでしょう。


もっとも、「ひこにゃん 」は第一印象でかわいいと思ったけど、個人的には「はばタン」もあまりカワイイとは思いませんでした。

長野オリンピックのフクロウのキャラクター「スノーレッツ」(「スッキー」「ノッキー」「レッキー」「ツッキー」だったっけ)もあまりカワイイと思わなかったけれど、結構な人気になったので、このキャラクターも人気が出るかもしれません。



ちなみに、3/12まで愛称募集中。

最優秀賞には5万円。

詳しくはhttp://www.1300.jp/ をご覧ください。





「鹿男」? いいえ平城遷都1300年祭マスコットです
2008年02月12日
 「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターが12日、事業協会から発表された。
 みけんに白毫(びゃくごう)がある仏様のような容姿の童子で、頭には奈良のシンボルの鹿の角が生えている。彫刻家の籔内佐斗司さんのデザインで、21作品の中から選ばれた。着ぐるみも作る予定だ。
 全国的に知られ、PR効果絶大だった先輩の「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)と「はばタン」(兵庫県)にあやかりたいと、着ぐるみをこの2匹のもとへ“出げいこ”に行かせるとか。「人気の秘密を伝授してもらうつもり」と担当者。
 3月12日まで愛称を募集する。詳しくは事業協会(0742・23・2010)へ。 http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802120059.html



奈良「ご当地キャラ」にネット騒然 「ひこにゃん」超えるインパクト!
2008/2/27
最近、彦根市の「ひこにゃん」を始めとした地方の「ご当地キャラ」がブームになっているが、このたび、古都・奈良から強烈なインパクトを持ったキャラが登場した。あまりの強烈な個性に「違和感がある」という声も多いが、事務局は「話題になるのはありがたい」と喜んでいる。
http://www.j-cast.com/mono/2008/02/27017192.html



コンセプト (http://www.1300.jp/  より)

交流と創造の舞台として、間もなく1300年の時を刻もうとしている平城の都・奈良。

「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターは、この地で育まれてきたエネルギーの化身として現代に姿を現しました。

その容姿は、奈良の守り神として多くの人々に親しまれている鹿の角をたくわえた愛嬌のある童子のようないでたちです。

悠久の歴史の中で奈良の地を守り育ててきた仁王さまや阿修羅、十二神将、四天王などの使命を受け継ぎ、現代と未来を結ぶ新しいキャラクターの誕生です。

これからは、来るべき2010年の祝祭に向けて私たちとともに暮らし、まちのあちらこちらに出没して、訪れる人々を古都のさまざまな魅力に誘うとともに、みんなで手を携えて奈良の新たな歴史を築いていく役割を担います。





万城目 学
鹿男あをによし
もへろん
ひこねのよいにゃんこのおはなし (ひこにゃん絵本)