こんばんは。女装専門美容家・保志エリカです。

 

今日で(0時過ぎてしまいましたが)熊本の震災から1年。

 

経験をしていない保志にとってはあっという間の1年でしたが

 

被災された方やその身近な方にとっては長い長いやっとの

 

1年だったと思います。

 

震災後、数回程被災地に行かせていただきました。

 

最初に行ったときは言葉がなかったくらいに

民家が崩れ、めちゃくちゃでした。

 

熊本城は、雪崩が起きたかのような有様で白の前を走る国道そばまでがれきが高いところから崩れて歩道も埋まっていました。

 

東日本大震災を経験していますが、幸い家が目の前で崩れたりなどはなかったので、つぶれるという意識でのトラウマなどは運よく残っていません。

 

しかし、この熊本城は震災後に、しかも車から見ただけですが

いまでも頭に焼き付いているくらいショッキングな映像としてインプットされています。

 

崩れた熊本城は東京の報道でもたびたび流れ、見ていたはずですが

この時みた熊本城は初めてみるものとして頭が感知し、記憶しました。

 

それだけ映像と現実は違い、実際に行き、自身の目で見なければ本当の状況や困難、苦しみはわからないのだと教えられました。

 

その後動物のボランティアで再び行きました。

 

毛布がたくさんあるのに1部、震えている老犬や小型犬に渡さず

ただただ山のように積んでありました。

 

ほかにもいろいろ疑問点があり、ナゼかと聞くと答えてはくれませんでしたが

震災で迷子になっていた犬よりも今、飼えなくて預かっている犬を優先しているのだろうと、なんとなくわかりました。

 

要は

保護費の払える親のいる子にはちゃんとしてあげるけど

保護費の払える親のいない子はには適当ということ。

 

外部からはとても評価の高い団体なのに
内部は最低な団体でした。しかし、見に行ったからこそ

犬君たちに教えてもらえた現実です。

 

保志はこの昨年の震災で自分の判断で行動し、現実に見て、感じ、判断するということの大切さを再度、学ばせてもらいました。

 

震災に教えてもらった様々なことを今後、自分と自分の周りの人や動物に対し生かしていきたいと思います。

 

 

 

そして

被災された方とその周りの方はこの節目に苦しい思いや

感覚がよみがえるかと思いますが、

いつかその思いや感覚を受け止め

前向きに過ごせる日が来るように

 

保志をはじめハイクオリティ一同は心より願っています。

 

 

 

 

ハイクオリティ一同