WBC世界Sフライ級タイトルマッチ
'17.0318/ニューヨーク(115lb/52.1kg)
王者
ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)
46勝38KO無敗
vs.
同級1位
シーサケット・ソールンビサイ(タイ)
41勝38KO4敗1分
4階級制覇並びにリング誌認定P4P王者ロマゴンのSフライ級初防衛戦やね。
つうか、ロマゴンはあんま好きくないんよね。
何が嫌いかというと、リング上のコメントではやたら「神に感謝」だの「セニョール本田に感謝」だのいうくせに、リング降りたら「ファイトマネーもっとよこせ」な部分が96.69%なところね。あとは長年行き来してるくせに日本語を全く勉強しようとせえへんところね。
前戦、はっきり言ってクアドラスに負けとったと思うよ。
試合全般、クアドラスはアウトボクシングしてヒットを重ね、ロマゴンはプレス掛けて手数出しとっただけやったしな。
採点の大部分を占める有効なクリーンヒットでは明らかにクアドラスの方が勝っとったしな。PFP1位という部分から、ジャッジ諸氏の採点もブレたんとちゃうのかね。
試合後、綺麗な顔のクアドラスとボコボコに腫れあがった顔のロマゴンの表情見ても明らかやったしな。
わちきが何が言いたいのかというと、ロマゴンは確かに優れたファイターではあるけれど、それはあくまでもフライ級までの話ということね。
展開予想は、ロマゴンが手数を交えたプレスをかけ、シーサケがそれに正面から応じる展開。パワーで圧倒出来んと気付いたロマゴンが、中盤以降にポイントを取る展開にシフトするんやないかね。
勝敗予想は、ロマゴンの中差判定勝ち。
モンスター井上がロマゴンをKOするシーンが見たいんやけど、ロマゴンは井上との試合には難癖付けて応じんと思うな。
世界的に人気も知名度も乏しい実力のある日本人世界王者は、ハイリスクローリターンやからね。