【株投資手法】平均利回り約7%/月で運用した私の株式投資手法について その2 | 日給1000万円の大富豪に投資とビジネスを学ぶために、日本の大企業を辞め、マレーシアに渡り、10年で1億を目指すブログ

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【前回の記事のおさらい】

前回の記事 にて私の株式投資手法が3ヶ月という短い期間であるが約7%/月の実績を出し、手法として投資家の方にも認められているということを紹介しました。


さらに
(1) 投資をする企業を選定する。
(2) いつ買う・売るか決める。
の項目のうち、(1)の投資先選定についての説明をしました。


投資先を選定する基準としては、以下の4点
 ① 東証一部上場企業
 ② BPS(一株当たり純資産) >= 1,500
 ③ 自己資本比率 >= 75%
 ④ PBR(株価純資産倍率) <= 0.5
であり、これは、『財務的に非常に優良な企業だけれども、なぜか評価が低い企業』、すなわち『美人だけどもててない』掘り出し物の企業であるということを説明しました。


8/9現在でこの条件に合わせて企業選定をしたところ、17の企業が条件に当てはまりました。
この17の企業について、次はいつ売買するかを説明したいと思います。


(2)いつ売買するか


■情報収集について

これまでの説明で、
『財務的に非常に優良な企業だけれども、なぜか評価が低い企業を選択する』ことを説明しました。


問題はこの企業たちが、優良なのは分かるがいつ人気がでるか?、言い方を変えればいつ掘り出されるか?が重要になってきます。そのための情報収集の手段について説明します。


私は、(1)で選定した企業についての情報を収集に時間を費やしました。
前回記事にて 今回の紹介している手法は2011年11月~2012年1月の間に実施したものだと説明しましたが、実は情報収集については7月から実施してました。


情報収集については、下記2つのスマートフォン用アプリを利用しています。

1つはgoogle reader。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.reader&feature=search_result

こいつはrssといって、登録したブログやWebサイトの更新情報をリアルタイムに知らせてくれるアプリです。また、気になる単語を登録しておくと、その単語に関するニュースを自動収集してアプリに表示してくれます。 

ということで、(1)の基準を満たした企業の名前を単語登録し、それらの企業の情報が手元のスマートフォンに常に入ってくるようにしました。


もう1つは、Yahoo!ファイナンスアプリ。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.yfinance&feature=top-free

気になっている銘柄を登録し、(1)の基準を満たした企業の株価を常にチェックできる状態にしました。
常にというほどチェックはしてませんが、仕事をしながらなので、大抵は、昼休みと業務終了後の2回チェックをしていました。その程度です。  このアプリは株価を調べるようなので、他のアプリでもよいが、Yahooファイナンスの掲示板が見れること、ガジェット機能が使いやすいことからこのアプリを最初に選んで、今も使っています。


さて、この2つのアプリで何を調べるかを説明します。
もともと選定している企業というのは、下記の特徴があります。

・『美人だけどもてていない企業』であり、注目度があまり高くない。
自己資本比率が75%以上と高く、レバレッジをかけない堅実な経営をしているため、株価の値動きが小さい。
・PBRが0.5以下で、最低水準なので、大きく株価が値下することもめったにない。


要するに値動きが小さいのです。
たいていはYahooファイナンスのアプリを見ていても面白みにかける動きしかしない。。。


しかし、実際に30程度(当時は30銘柄を上記アプリでチェックしてた)の株価を毎日チェックするとその特徴に反した値動きをするときが最低週1回はある。人気がないはずなのに、急に値が上がったり、これ以上下がらない水準なのに急に下がったり。 そういう特殊な値動きをした時がチャンスでしっかりGoogle Readerでニュースを見て、何がその会社に起きてるか確認する。。。 もともと異常な動きなので、必ず何かしらのニュースがある。

その分析を3ヶ月繰り返して負けない、そして勝つ売買タイミングを研究しました。


■投資をするタイミング 自社株買い

3ヶ月の研究の結果、『自社株買い』なるものの存在を知りました。(知らなかったのかよ。。。とは言わないでください)。また自社株買いかよ....と思われた方、もう少し辛抱してお読みください。。。 


自社株買いとは...読んで字のごとく、会社が発行した株式を自社に買い戻す行為のことです。
詳細な説明については、こちら を参照ください。


面白いことに、私が(1)の基準をもとに選定した企業っていうのは、ほとんど自社株買いしたんですね。。。
半分は実施したかと思います。


それはなぜか?
もともと、『財務的に優良だけど、人気のない企業』を選んでますので。。。その企業にとってみたら、
こんだけ堅実に経営しているのに、なぜPBRがここまで低く人気が無くなるのだ!という話になります。しかも、BPS>=1,500以上の金持ち企業を選んでいますので、自社株を大量に買い戻す余剰資金はたっぷりあるわけです。


加えて、PBRが0.35(正確には1未満)の企業が自社株買いをしたら得をするんです。
なぜか? 例えば、A社がもともと1万円で発行した株が現在3,500円となりPBRが0.35だとします。
で自社株買いをすると.... もともと1万円で売ったものを3,500円で買うわけですから、6,500円得なんです。自社株買いするだけで企業は得しちゃうんですね。。。


ということで、そもそも私が選んでいる企業というのは、自社株買いしやすい企業といえます。
また、説明してませんでしたが、自社株を買うということは、その株を買う需要が増加し、供給が減ることですから、株価は上昇しますね。 このタイミングを狙います。



じゃあ企業はいつ自社株買いするの?
という話になりますが、いつ自社株買いを実施するかは将来の話なので分かりませんが、各企業が自社株買いをすると決めたらIR情報で発表し、 「○○月○○日~▲▲月▲▲日の期間、■■■株の自社株買いを実施します。」と正式に発表します。その日に合わせて、株を買うだけです。


ここで活躍するのは、先に紹介した『google reader』。私の場合、狙ってる企業のニュースが自動でしかもリアルタイムに入ってくる仕組みがこのgoogle readerのおかげでできているわけですから、自社株買いのニュースももちろん届きます。 で、そのニュースを見た日、もしくは自社株買い実施日に株を買い、あとは値上りを待つだけなんです。  


■過去の実績について

初めてこの手法を使った時の実績を少し書きたいと思います。
初めて。。。といいますが、株取引自体は2回目でした笑 指値と成行の違いがよく
分かってませんでした(当時は。。。)しかし、自分が選定した企業が値上りする予感のようなものはあったので、成功しました。


購入したのは
10/17 『(7949) 小松ウォール工業 600株 656円』 でした。 

実績は下記の通り。

自由を得るための戦い!! 日本の大企業を辞め、海外逃亡。海外投資の会社へ転職し、10年間で資産1億を目指すブログ-ヤフーファイナンス01

売却日が11/9で756円でしたから、+60,000円の利益ですね。。。
投資額が656円×600株 ≒ 39万ですから 利益率は約3週間で15.2%です!


ビギナーズラックと言えなくもないですが完全に狙いどおりで、相当な利益率を達成できました。
ちなみに自社株買いの発表は10/14(金)。しっかりGoogleReaderから情報を入手して、土曜日に成行注文をして、3週間後に売却。。。


こちらチャートを見て頂ければ分かるのですが、12月には850円まで行っておりますし...現在はさきほど株価を確認したところ1,085円でした。やはりもともとが美人な企業ですので波に乗れば大きなパフォーマンスをだしのでしょう。  あまりよくは出さず。。。プラスの結果を出すことが大事ですからね!


他には、

7968 天満     : 購入株価636 株数900 ⇒ 売却株価 700 株数 1000  +57,600(利益率10%)
              購入株価656 株数100

6349 小森コーポ : 購入株価495 株数1500 ⇒売却株価 514 株数 1500  +28,500(利益率 3.8%)

9755 応用地質  : 購入株価915 株数 800 ⇒売却株価 956 株数 800 +32,800(利益率 4.5%)


という計4回の成績で一時株取引を終了しました。

合計 最大80万のお金を使って3ヶ月で+18万ですから利益率は高いと思います。

しかし、実は...1回だけ株で損をしました。
これだけ自社株買いで儲けれるのであれば。。。選定企業の条件を無視して、自社株買いの企業だけ狙えばいいんじゃないか?とJASDAQの企業に投資しましたら。。。▲3万円 orz.....出来高が週に1000あるかないか。。。で全然株価が動かないんですもん。。。
これは完全に調子乗りました。もともとの選定条件はやはりしっかり守らなければと勉強になりました。


上記実績を出した後に、ユーロ危機の不安定な相場の時期が続き、私初心者には手に負えないと思い市場から撤退しました。しかし、まだまだこの手法は使えると思います。機会があればまた再開しようと思いますね!(自分で決めた条件さえ守れば)損をするリスクが小さい手法だとは思いますから。 


いかがでしたでしょうか?
なかなか興味深い手法ではないでしょうか?
弱点としては、自社株買いのタイミングがそう年に何回もないこと。。。チャンスが1年に多くはないのですね。しかし、現在、日本の株式市場が低迷しているからこそ、条件を満たす企業は17あります。今年もチャンスはあると思います。


本手法についてご意見頂ければ嬉しいです。
また、本手法についてもう1つ記事を起こします。
それは、企業の選定についてです。数多い一部上場の企業の中から条件に合う企業を探し出すのは非常に困難です。一つ一つ見ていきますか?という話もあるのですが、実は私はヤフーファイナンスから自動的にデータを取得するプログラムを自前で作成しました。プログラミング言語はVBAです。この辺についてもう1つの記事で詳しく説明したいと思います。


以上です。
ganochaso