【株投資手法】平均利回り約7%/月で運用した私の株式投資手法について その1 | 日給1000万円の大富豪に投資とビジネスを学ぶために、日本の大企業を辞め、マレーシアに渡り、10年で1億を目指すブログ

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将来自由を得たい。自由の定義。それは例えば、飲み会の場で盛り上がった面白いビジネス案を、次の日から立ち上げちゃうそんな時間的+資金的な自由。その自由を得るための戦いを綴るブログ。日本の大企業を辞職し、海外進出。マレーシアからお届けいたします

今回は私が実践してきた株式投資の手法について説明したいと思います。


取引回数と経験は少ないですが、私の自由に動かせる泣け泣けしの資金(約100万)に対して3ヶ月弱で18万円の純利益を出しました。完全に自分の戦略を立てて4戦4勝。しかもはじめの1回は60万で8万の利益だったから利益率は高かった。


ちなみになぜ3ヶ月で辞めたかと言うと、2011年11月~2012年1月まで株式投資をしていたのだが、あの時期はTV・雑誌・新聞のあらゆるメディアで『ユーロがやばい!!』と騒ぎまくっていた時期。


特に年始はやばかったですね。1月初旬くらいから、いくら自分の戦略に自信がある(無敗!)だからといっても...リーマン・ショック並の事態(ユーロ危機)が起こった時の市場の反応は、素人には絶対に予測できない..と考えていました。その恐怖心があり、一旦市場から撤退することに決めたんです。1月末で完全に全ての株式を売り払いました。(実際は、このまま続けていればもっと儲かっていたが...orz )


その後、2月に全く別の案件で利率が月3%の安定収入が入ってくる海外の投資案件を見つけたために、そちらに200万円を投資することに決めた(この投資は別の機会に)。海外投資というのにいち早く挑戦したいと思っていたから、国内の株式投資よりもそちらを優先しました。その時点で、株式投資にまわすお金が無くなったものですから...株式投資は当分中止しています。そもそも、日本の非居住者になった7月時点で日本の株式口座を閉じることになり、今は、別の国で投資用口座を開かなければならないですね。



取引実績は少ないものの、投資家の方に話をしたら、私がファンドを作ったら出資する!という話も出たため悪くない投資手法であると考えて、ここに記録します。



【平均利回り約7%/月の株式投資手法】

私の基本的な投資スタイルとしては、ファンダメンタルズ分析型で長期的な視野に経った分析に基づいています。だから、最初に投資する企業を決めて、株式を購入し、あとは一定期間放置というのが基本です。
(しかし、それはあくまで『基本』で、少し考え方を変えたら1ヶ月で7%での利益をあげれるようになってしまった。)


通常、株式投資をする上で決定するポイントは
(1) 投資をする企業を選定する。
(2) いつ買う・売るか決める。
であると思うので、この順に説明します。


(1) 投資する企業の選定の仕方

こちらは完全にある本を参考にして基準を作りました。
その本は『現役大学教授がこっそり教える 株式投資「必勝ゼミ 」』。Amazon上のレビューでは否定的なコメントが多いですが、確かにこの投資手法そのまま活用してもたしかに難しいとは思います。なので私はこれを応用しました。


さて、選定基準ですが、下記の条件に見合う企業を見つけてきます。
 ① 東証一部上場企業
 ② BPS(一株当たり純資産) >= 1,500
 ③ 自己資本比率 >= 75%
 ④ PBR(株価純資産倍率) <= 0.5

前回集計したのが2週間前の8/9でして、この条件に見合う企業は実は『17』しかありません。
この17の企業の中から、最終的に1つ、2つによりよい条件を調べてしぼります。


ここで、各選定基準の説明に入ります。

① 東証一部上場
これは、信頼が高いというのもありますが、出来高が他の市場より高いのが1つの大きな理由です。

② BPS(一株当たり純資産)>=1,500
まず、一株当たりの純資産とは名前の通りですが、(その企業の純資産)/(市場発行株数)で算出されます。たとえば、会社Aが100万円の純資産で1万株を発行していたら、BPSは100円になります。
単純に1株当たりの価値を示す値です。 上場廃止して、企業が解散するとなった場合、株主に返還される額がこのBPSの値です。


注意していただきたいのはこれは、株価とは違うということです。
BPSが100円でも株価が50だったり、20だったりします。イメージつきにくいかもしれませんが、株価20円でA社の株を購入したが、A社が倒産し、解散しましたとなったら、返還される額は100円です。80円の儲けです。。。


要するに1株当たりの株式の本来の価値を示すものなので、その株式の適正な価格を表します。
どんなに不況の企業であれ、このBPSが下がるのは1年で多くても▲200程度です。
これは、もしもともとのBPSが200の企業に投資してしまったとしたら1年後に▲200になって株式の価値が0になり、上場廃止...なんてことにもなりかねません。


そこで、200という値を基準にした時に十分に資金力、株式の価値をもつことを意味する1,500を1つの基準にして企業を選定します。 ▲200となっても、少なくとも1,300は残りますので上場廃止のリスクは極めて小さいといえます。要するに、破綻から遠い資金力のある企業を選定しているわけです。


③ 自己資本比率 >= 75%


自己資本比率は、会社がビジネスを行う上で、借金をどれだけ行なっているかを示す指標です。算出式は、(自己資産)/(総資産)ですね。例えば、B社が100万円の自己資金を持っていて、100万円の借金をしていた場合、自己資産=100万・総資産=200万円なので、自己資本比率が50%になります。


借金をしている企業の方がビジネスを拡大しやすく、利益を上げやすい特徴がありますが、その分、リスクを取っていますので株価急落のリスクがあります。。。株価が乱高下しやすいんですね。


一方で自己資本比率が75%以上の企業というのは、一般的に『無借金経営』と言われます。あまり自分の資金以上のビジネスをせず、堅実に借金をしないでコツコツ経営している企業です。株価の動きが小さいですが、あまり乱高下せず堅実な投資先といえるでしょう。


ここまで①②③を総合すると
東証一部 + 資金力がある + 無借金経営 の企業を選んでいることになります。簡単に言うと、『財務的に優良な企業』です。これを踏まえた上で、④のポイントに入ります。


④ PBR(株価純資産倍率) <= 0.5


PBR?とは何か。『今の株価が本来の株式の価値に対して何%の価値があるのか?』ということを表す指標です。

少し例えを出します。
C社が株価1万円で100株の株を発行したとします。


ここでC社が人気が出て 1株1.5万円になったとします。
この時にPBRは1.5倍になります。 もう一度PBRの定義を確認しますと『本来の株式の価値に対して、何%の価値があるのか?』ということですので、 本来の価値=1万円、今の株価=1.5万円 → 150%=1.5倍ですね。

逆にC社が不人気で 1株0.5万円に下落したとします。
この時は、本来の価値=1万円、今の株価=0.5万円 → 50%=0.5倍になります。


で、基準の話に戻りますが、
PBR <=0.5 ですので、 本来の価値より50%を切っている企業を選びます。安売りしている株のことです。


大丈夫ですか?ついてこれてますか?
今の株価が本来の価値より50%以下になっている株を選ぶのです。


そして①②③+④を総合すると
『財務的に優良なのに...なぜか株価が原価の50%以下になっている企業』になります。 


分かりやすくいうと『美人なのにもてていない』ってことです。
なかなかおもしろいと思いませんか?


さらに加えると実は、最後の基準④のPBRというのは、さらに0.35以下の企業に絞っています。
0.35っていうのは、原価の35%ですので... 東証一部の企業を全て見ても本当に最低ランクです。
これ以上下がりませんというレベル。


これ以上下がりませんといって、もし原価率0.35→0になったら上場廃止になっちゃいますが、③の理由から無借金経営ですので、急激に株価が下がることがほとんどないことと、②より資金力があるので、そもそも上場廃止のリスクは少ない。。。


ということは下限はすでにある程度抑えていますから、あとは上がるのを待つだけですね。。。
となります。


いかがでしょうか?
ブログ記事が長くなってしまいましたので、(2)いつ売買するかというのは、また別の記事にします。
(2)がさらにポイントになりますので、ぜひぜひお付き合いください。


ganochaso