第五回 | 情報リテラシー論・レポートまとめ@NID

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長岡造形大学の情報リテラシー論、日々の講義で思ったことと学んだこと

情報リテラシー論・第5回講義 2015.10.27「キュレーションの必要性」

第五回講義のレポートです。
キュレーションの必要性ですが、まず、キュレーションとは?

キュレーション・・・情報を取捨選択してまとめること


何を選択し何を捨てるのか?
日常生活において、私たちは常にキュレーションしていると考えられます。

別の受講者さんのブログでは、「金曜日の基礎造形における講評が
先生たちによるキュレーションである」とありましたが、
考えてみればわたしたちは作品作りの段階でキュレーションを行っています。

何色を置くのか、感覚的に行うこともありますが、
多くの色・パターンのなかで、より最適とされるものを選択します。

わたしの場合、月曜日の課題説明の時に、
「講評の時いかに先生にアピールできる要素をつくるか」
=「どうすれば先生に選択してもらえるのか」
を考えながら作ってしまうこともあります。(これもキュレーション戦略?)



さて、個性や個人を重視されている現代ですが、
だからこそキュレーションメディアは大きな役割を果たします。
人によって知りたい情報が違うため、重宝するのはその人のデータです。
その人の趣向データがあれば、その人の欲しいもの・知りたいことをアピールできます。

その点において、SNSは無敵ともいえると考えます。
最近ではツイッターの発言をもとにさまざまな趣向分析をできるアプリも登場し
個人を分析するには十分なデータをSNSは持っているのではないでしょうか。

インターネットを開けば、ネットショッピングの広告欄につい先日見た商品がある。
これもは当たり前になりましたが、出始めのころ、わたしは把握される恐怖を感じていました。



こちらはわたしのTwitterのTLです
この広告に対する質問も、ユーザーの分析につながりますよね。

昔から、邪魔で見たくもない・興味もないバナー広告が印象的で
なんとなく、商品の宣伝っていい気持ちがしないものだと判断しがちです。

しかし、
「需要と供給の合致」をスムーズにしたいためのものと考えると、
わたしたちにとってそう悪いものではないのでは・・・?と思います。

広告宣伝に好き嫌いの意思表示ができる(つまり、キュレーションできる)
という進化は、わたしたちユーザーにとってもありがたいことですね。

私たちは好きなものを選択し、好きなものを手に入れ、知ることもできる。
知らせたい側との需要と供給を合致させることにおいても、
ソーシャルメディアは活躍していくのだと考えます。


短いですが今回は印象に残ったSNSとキュレーションに焦点を絞りまとめました。