クラバート・ガレージ -3ページ目

The Church of Satan

相方がですね、兄の影響で実はかなりのメタラーだったもので、私も連日メタル漬けにされております。
キミ、メイン層は戸川純とかゲーム音楽やったんちゃうんかい。

この1週間かなりの数を聞かされてたんですけど、これだけ聴いていると、琴線に触れるのもあるもんですなぁ。

一番良かったのはこの人たち。チルボドって言うみたいです。相方に言わせると王道じゃないらしいですけど、僕はこのくらいがちょうど良いんだい。





↑これの間奏(1:40~)なんか格好良すぎやなぁ。3時間くらいこの曲ばっか聴いてました。

しかし、まさかウチのブログにメタル載せる日が来るとは(笑)

今後は音楽面も殿に御指導お願いすることになりそうです。

今、 浅井造型 3号モスゴジを再考する の巻

ご機嫌いかがでしょうか。自身でも2作モスゴジをやり、それでもモスゴジを造りたらないクラバート・ガレージ竹添です。

と書いてるくらいモスゴジ好きな私ですが、そもそもモスゴジ好きになったきっかけである井上2号、リアルホビー、ヤマダ氏ラテモデル、特撮コレクションモスゴジは「クラシック」枠として定番化しております。
この辺りは小学校低学年の時に「洗礼」を受けているからもう正常な判断ができないのですが…。まぁそのうちまとめたいと思っています。

では、その小学校「高学年」以降に知ったモスゴジで印象深いのは、井上パラダイス40㎝(未発売)、そして浅井造型3号「岩島」となります。あと、原45cmも凄く好きですね。

まず浅井造型のモスゴジ遍歴を追ってみてみると、みんな大好きA作戦があります。


造型の明確な方向性がみえる「モスゴジA作戦」


バラン1号とともに、文字通りの「ガレージキット」であり、この作品は冬の90年代を送ってきた東宝ガレージファンにとってもエポックモデルでした。
細部ディティールなどより、劇中イメージ優先である井上ファン層に、つまり「濃い怪獣ファン」を魅了させた造型であり、劇中の「歩きモスゴジ」のイメージが最も出ている造型です。

次、2号「寝モスゴジ」
…は、モスゴジ単体として評価がしづらいキットではあります。モスラとセットでこそ、という方も多いでしょう。
しかしですね。
ジオラマモデルとして、画期的表現が込められていることに注目していただきたい。


凄い空間構成「モスラ成虫対ゴジラ」


地に「寝る」モスゴジが凸、宙を舞うモスラが凹を成すという、ジオラマモデルとして普通では考えられない組み合わせを、抜群の空間構築でもって成り立たせている。これ、なにげにメチャクチャ凄いことなんで書いておきます。

30㎝で成虫モスラ戦をやるというのは、井上氏の時代のガレージにあった「遊び心」を00年代にまさかリアルタイムで経験することになるとは思ってみなかったという点でも印象深いです。


で、今回のお題の3号です。

劇中イメージを細分化し、浅井氏の精神性で纏め上げた造型、というのが最も的確な表現になるのではないでしょうか。

そして、このキットがガレージキット全体を視てもかなり稀有なモデルであると私が考えるのは、以下の理由によります。

浅井氏の3号モスゴジは、後部から視た時にわかるように「前傾姿勢をとったときに垣間見える美しい肩の流れ」などは完全に劇中イメージを彷彿とさせます。


モスゴジスーツを後ろから視た際の色気は肩の流れにある。


それら、モスゴジ的特徴は当然のこととして押さえたうえで、自身の精神性を押し出した。
そして、その精神性の部分というのは、非常に日本文化の古典的な部分にある。

そう、浅井氏の好む、鳥山石燕などの妖怪画のイメージを踏まえている。
そしてそれはモスゴジという造型物には非常に合っているんですよ。


浅井造型「モスゴジ3号」


このモスゴジの造型的特徴は以下の通りです。

〝尻尾基部を起点として”斜め前方向に流れる美しい首のライン。
それを抑え込むかのように構えられた腕部、その腕部形状に最も適した形状で彫刻された指の数々。そして、それらの上半身の文字通り「台」となる下半身。

これらは鳥山石燕の「うわん」とほぼ同じ空間構成になります。

そもそもモスゴジスーツ自体が、高野山の金剛峰寺の仏像とほぼ同じラインを持っています(ヤマダマサミ氏著『絶対ゴジラ主義』)。

このように、怪獣のスーツ自体をこれら仏像や獅子舞などいった文化遺産と比較することは我々は当然の如く行っているわけですが、ガレージキットを含む模型分野でそれを行うことはめったにございません。


鳥山石燕「うわん」と浅井造型「モスゴジ」


映像作品の2次創作である怪獣模型を、過去の日本文化と照らし合わせることを、実は、我々は行ってないんですよ。凄く意外なことに。

しかし、その枠に当てはまらない、非常に稀有な例が、井上パラダイス40㎝と浅井氏3号モスゴジです。

この2作、実際ポーズ自体は全然違うのですが、おそらくスタンスの部分でかなり近いところに立っているが故に、その精神性の部分で類似点が出てくるのだと思うんです。
井上氏が鳥山石燕好きという意味ではないですよ。精神性の打ち出し方、という意味でのスタンスです。



“魔像”的3号。イノウエ幻40に似る。


この2点に関しては、正直、ガレージキットという枠すら飛び越しているとも言え、一品モノの複製からはじまったガレージキットの本質を最も表しているとも言えます。

浅井3号に関しては「これまで発売されたモスゴジの中で、最も商業模型から離れることが出来たモスゴジ」であるとの視点で、現在は捉えています。



でも!

この頃すでに入り浸ってた俺には!このキット回ってこなかったんだよ!!!

ざけんな!



おしまい


※2つ持ってる人、よければ1つわけてください…。



ワンフェス紀行2016win

HP製作が一向に進まないので(i.ogaによるデザインは出来上がってるんだけど写真がない…)、もうしばらくこっちで…。

多分、日本一遅いWF紀行2016…(--;)





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土曜日出発!いつも浜名湖SAで昼食。ここの和食処の丼は美味い。以前行った由比の「浜のかきあげ屋」には遠く及ばないが…。
搬入後は、WFの楽しみのおよそ半分を占める「浅井造型大前夜祭」!!
飲んで食って、駄弁って  …終わると一抹の寂しさを覚えるのである。
当日朝に稲毛海岸駅付近の散歩は楽しいけどね。俺、稲毛大好き。




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大忙しの当日~!大島ゴジ無事完売御礼。駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございました!
あと「パッケージが今回コンパクトでもって帰りやすい」との御意見多数…。今後のパッケージデザインの参考にさせていただきます…。
差し入れ?もありがとうございました!







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今回、珍しく買い物。
相方はメタルボックスさんの「命の鐘の十常寺」、シンゼンさんの「羽毛ティラノ」購入。
私はゴートさんのゴモラⅡを!
ゴモラⅡ、いずれやりたかったけど、これがあればもういいです。
疲れ切っていて川崎に移動中、路肩に停めて寝てしまった。打ち上げは川崎の台湾料理店で半分寝ぼけながら…。
ホテルで「十常寺」を早速開封している相方。変な子…。

翌日、定番の川崎「九龍城」に。2階でダライアスバーストを全クリ(500円で無限機設定(笑))。
ここの3階のビリヤード台空間は本当に好き。和歌山の生家の廊下で読む「宇宙船誌」を思い起こす。(私、こーゆー何らかの色、空間の組み合わせによるデジャブが多いんですよ…。)

帰り道はクーロンズゲート、ダライアスバーストACのサントラを流しながら帰阪!


「Good Bye My Earth」はマジで名曲だよなぁ。


香港電影公司的音楽。


皆様、ありがとうございました!

すぽーん!

相方がスポーンにハマっているお蔭で現在部屋の中が90年代後半ですよ。
ブリスターパック、スニーカー、アメトイが増殖中。

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あと、FTWRTOY代表のたなきちクンがスケボーできるヤツなもんで、一緒に滑ることに。これも90後半だな…。
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写真の雰囲気も90後半の雑誌風にしてみました。ヤバ。(←笑)

この時代がいかに異常だったのか、で、ナゼにファッションとフィギュアが融合したのか。
この辺りは近々書きたいと思います。



HP

現在、クラバート・ガレージのHP作成中です。完成次第、こちらのブログで報告させていただきます。

竹添