これまでに人工的に作り出された化学物質は、10万種類にもなるとか。そのなかの多くは、人体にどのような影響があるかがわかっていないものです。
今やほとんどすべての家庭用品に化学物質が使われていますが、危険性がすでに確認されている化学物質も多く使われているのが現状です。化学物質はアレルギー疾患の大きな原因のひとつとも言われています。今一度、日用品のひとつひとつを見直してみませんか。
■台所用洗剤
台所用の洗浄剤には、「台所用石けん」と表示されているものを選びましょう。この表示があれば、洗浄成分の全てがせっけんであるということです。
「台所用複合石けん」や「合成洗剤」と表示された洗剤は、せっけん以外の合成界面活性剤が使われています。石油から作られた合成界面活性剤は肌を少しずつ侵し、皮膚のバリア機能を低下させるほか、ASなどの高級アルコール系の洗剤は、タンパク質を変性させる作用があります。食器などに残留した成分はアレルギーの原因になることもあります。さらに、排水の泡が消えないため、水質汚染の原因となるほか、化学成分が河川だけでなく土壌なども汚染します。
オススメ商品
うるおい台所用液体せっけん エスケー石鹸
毎日手に触れて使うものだから、せっけんの原料には、皮膚にやさしい天然油脂、パームカーネルオイルを選びました。肌の弱い人も安心して使えるように、添加物もいっさい使用せず、香料も使用していません。詰替用もあります。
パックスナチュロン 400番(台所用石けん) 太陽油脂
パーム油、パーム核油が原料なので、泡立ちが良く洗浄力も抜群の台所用液体石けんです。適度に粘りのあるジェル状で使いやすくなっています。天然のリンゴエキスの爽やかな香りがついています。 詰替用もあります。 |
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ウールやシルクのための石けん洗剤
植物油脂を原料にした高濃度の液体石けんなので、繊細な天然繊維であるシルクやウールをソフトに洗いあげ、長持ちさせます。また液状のため、水でもよく溶けるので、手間がかからないことも喜ばれています。詰替用もあります。
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かぐや姫の洗い水 1000ml アイシス
竹のミネラル水で肌にも環境にもやさしい洗濯を
「かぐや姫の洗い水」は、昔の洗濯方法に学んだ製品です。昔は、草木を燃やしてできたアルカリ性の灰を使って洗濯をしていました。じつはこれは今の石鹸の源でした。アイシスの「かぐや姫の洗い水」は竹炭と竹炭灰のミネラル分を抽出して作られた100%天然素材の洗剤です。 竹炭、竹炭灰のミネラル水はケイ素、カリウム等が高濃度で含まれており、アルカリ性なので衣類に浸透して汚れを落とすことができます。天然素材から抽出した無添加洗浄液ですので、赤ちゃんや肌の弱い方、化学物質過敏症の方も安心して使うことができます。
■漂白剤
漂白剤は、酸化剤と還元剤を主成分として、化学作用によって汚れを落とします。汚れの分子に強制的に酸素原子を与えたり、取り去ったりすることによって汚れを分解し、無色化するのです。漂白剤には「塩素系」「酸素系」などの系別がありますが、特に塩素系漂白剤には、ほかの洗剤と混ざると有毒ガスを発生するものもあり、注意が必要です。漂白には安全性の高い酸素系漂白剤などを使いましょう。
オススメ商品
すっきり漂白剤 エスケー石鹸
洗濯には欠かせない漂白剤。でも今や多くの漂白剤は、塩素を利用した不安なものになっています。『ヱスケー』は安心できる素材だけで漂白剤を作っています。過炭酸ナトリウム100%で合成界面活性剤、蛍光増白剤は含まれていません。酸素の力でシミを落とすので、塩素系の嫌なニオイもありません。黄ばみ防止や除菌、消臭効果にも効果があり、衣類、食器どちらでも使うことができます。
■プラスチック容器
プラスチック製品は、不完全燃焼するとダイオキシンを発生させます。また、加工する際に用いられる可塑剤、フタル酸エステルが環境ホルモンとして人体に悪影響を及ぼすことが指摘されています。
最近は、汚れがつきにくいという理由で、キッチンで使うまな板やそのほかのキッチン道具もプラスチック素材もものが多く出ています。
しかしプラスチックには、可塑剤のほかに、抗菌や色素など、様々な化学物質が練り込まれているため、調理したものに化学物質の影響が及びます。
キッチン用品は、木や竹など、自然素材のものにこだわりましょう。
オススメ商品
吉野桧まな板 喜多製材所
天然の抗菌作用もある一枚板の国産材のまな板
樹齢80年以上の吉野桧を使用したまな板です。吉野桧には抗菌作用があります。また、耐水性や耐久性に優れ、腐食しにくいのでまな板にぴったりの素材なのです。伝統に守られて育った一枚板のまな板は接着剤を使っていないのでとても安心。料理も一層おいしくなりますね。昔からお寿司屋さんや魚屋さんなどのプロも愛用。
吉野桧まな板 喜多製材所板には表・裏があります。年輪中心側が裏となり、表は木目が綺麗で、仕上がりも綺麗です。
最近は、木は切られた後、腐食を防ぐために薬剤につけられることも多いのですが、『喜多製材所』は、昔ながらの自然乾燥にこだわり、一切化学的処理はしません。
樺のターナー 生活アートクラブ
手を熱から守る木のターナー、お鍋も傷付けない
国産の樺を使用し、手になじむようにひとつひとつ丁寧に作られたターナーです。木のターナーは鍋当りがよく、熱が手まで伝わりにくいのが特長です。
手に取ったときだけでなく、見た目にも木の温もりを感じさせるあたたかみのあるデザインです。料理しやすいよう絶妙な木の厚みにしてあるので、使いやすく手にフィットします。塗装は、ウレタンなどの合成塗料を使わすに、植物油で丁寧に仕上げています。
すす竹しゃもじ 小 生活アートクラブ
軽くて持ちやすい手にフィットするデザイン
国産の竹を使った無塗装のしゃもじです。
竹そのものの風合いを活かしています。最初のうちは竹の青さがあります。使っていくうちに、自然な茶色に変わり、味が出てきます。
塗装は、ウレタンなどの合成塗料を使わすに、木地のまま仕上げています。
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