日本アイバンク協会は6月1日、関東地方で5月に死亡した男性の角膜を妻に移植する手術が31日、無事終了したと発表した。
 臓器移植をめぐっては、今年1月に一部施行された改正臓器移植法で新たに「親族優先提供」が認められるようになり、今回の移植は改正法に基づく初の事例となる。

 角膜を提供したのは関東地方の50歳代の男性で、提供を受けた50歳代の妻は、片方の目に角膜ヘルペスを患っていた。男性は5月21日に胃がんで死亡したが、生前に献眼登録票を所持し、眼球を提供する意思があることを明らかにしていた。その際、親族優先提供についても併せて希望していた。男性の角膜は同日に摘出され、31日午後、約1時間半の手術で移植された。

 日本アイバンク協会によると、同協会に登録している角膜移植の待機患者は、昨年度末で2604人いるが、今回の移植は改正法の規定が適用され、登録患者より親族が優先された初の事例。
 なお、男性から提供されたもう一方の角膜は、登録の順番に従って移植される予定だ。


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