アメブロ(徐裕行のブログ)が突然12,000アクセスを突破した謎とは.... | 徐裕行のブログ

徐裕行のブログ

徐裕行の周辺で起きたことを
無理にでも拉致問題の解決に結びつける
うまく、落とせない時もあるけどね。

昨年12月22日に、初めてアメブロ(徐裕行のブログ)に記事を投稿して以来、はや5カ月が過ぎた。ブログのアクセス数も日を追うごとに伸びて来て、最近ではコンスタントに一日当たり1,000件を越すアクセスをいただけるようになってきた。ありがたいことである。



ところが日曜日の朝のことである。いつものようにコメントをチェックしようとブログを開いてみると、前日の土曜日に12,000件を超えるアクセスがあることに気がついた。



何かの間違いではないかとアクセス解析ページをみてみると、いつもと同じように朝から一時間ごとに数十件のアクセスがあるのだが、夜の九時頃から1時間ごとのアクセスが急に2,000件から4,000件を超える数字に伸長している。あまりにも異常なアクセス数の増加だ。アメブロ運営事務局に何かトラブルがあったに違いない。そう思った。



いくらなんでも、時間当たり数十から、突然数千にまで100倍近くもアクセス数が急増するなんてあり得ないではないか。そう納得していた。



そして月曜日の朝のことだ。再びコメントをチェックしようとブログを開くと、日曜日のアクセス数が土曜日を上回る数に登っている。一体どういうことなのか?



そのとき、ある可能性が閃いた。そうだ、そういうことに違いない。



実は、土曜日にNHKスペシャルで未解決事件ファイルという番組で「オウム真理教」を特集していたのだ。番組は、5月26日 第一部  (午後7:30~8:43)、第二部 (午後9:00~10:13)、5月27日 第三部 (午後9:00~9:58)の三回にわたって放送していた。



ぼくのブログへのアクセスが急増しはじめたのは、第二部が始まった頃からであり、オウム真理教が殺人事件に手を染めていくあたりからだろうか。突然2千数百件へとアクセス数が跳ね上がっていた。その余波と翌日曜日も放送があることからか、ぼくの名を検索し、ブログにたどり着いた人たちがアクセス数を急増させたと考えるのが、最も合理的な考え方だろう。



テレビの影響力というものは凄いものだと実感させられた。マスメディアの名に相応しい強力な媒体である。これまで、何度か紙媒体でぼくを取材してくださった週刊誌、月刊誌、隔月刊誌などで、ぼくを取り上げていただいたときも、明らかにその影響が認められるアクセス数の伸張はあったが、これほどのものではなかった。しかも、今回はことさらぼくのことを取り上げたものではない。それでもこれほどまでとは。少々驚いた。



ともかく、ぼくがこれまで僅かながらもメディアの取材を受けたり、実名でブログを立ち上げるなどして、過去や現在の心境や活動などを公開しているのは、かつて北朝鮮によって引き起こされた日本人拉致事件が五人の被害者とその家族たちが日本に帰国して以来、解決に向けてまったく前進していない状況を打破することに何か協力ができないものかという思いからはじめたことだ。



最近では被害者のご家族の方々の活動が時折メディアで取り上げられているものの、社会全般としては社会現象化したほど熱気を帯びた拉致問題解決を求める国民の情熱も冷め、事件の風化が顕著に進行している印象である。



じつは、ぼくは社会復帰後すぐさま拉致問題の解決に向け真摯に活動に取り組んでいる「救う会」の事務所を訪ね、ぼくの身の上を明かした上で、拉致には在日社会も反対していることを署名という形で朝鮮総連に示し、その意思を北朝鮮に伝えることで現在の日朝交渉の膠着状態を打破するきっかけにしたい旨を伝え、活動についてはズブの素人のぼくにいろいろとご教示いただきたい旨の申し入れをしたことがある。



ところが「救う会」は拉致犯罪を実行してきた北朝鮮というテロ国家と戦う組織であり、テロリストであるあなたと共闘することはできない、と言下にお付き合いを断られてしまった。



それでも、もし、ぼくが本気に運動する意思があるのなら、拉致問題解決に向けともに情熱を注ぐことができる仲間を3人見つけなさい、とアドバイスいただいた。



ぼくは、そのアドバイスをひとつの拠りどころとし、それ以来、多くの在日たちと拉致問題について話し合い、共に運動してくれる仲間を求めてもきた。しかし、一様に拉致については悲しい出来事であるし、強く反対するというものの、自らが核となって運動の先頭に立つ意思を見せた人は一人もいない。「まあ、おまえが動いたら、そのときは協力するよ」という言葉を引き出すのが精一杯だ。



結局、自分が動くしかない。他人に何かを期待するのではなく、自分が精一杯の情熱をもって拉致問題に取り組んでいくしかないと悟った。運動の先輩である「救う会」でいただいたアドバイスを後生大事に押し戴いて、三人もの盟友を探すよりも、とっとと自分の考えを推し進めていくほうが効率的だという思いに至った。それが、今日のブログ開設である。



北朝鮮による日本人拉致事件はいまだ全面解決には至っていない。拉致が実行された金正日総書記の時代は終わり、金正恩第一書記の時代に移行した今日、日朝交渉の再開の可能性はある。朝鮮総連に対し、拉致問題解決を求める署名を提出し、日朝交渉の再開を実現しようではありませんか。


NHKの特番がきっかけとなり、思いがけず大量のアクセスをいただいたのも何かの縁でしょう。読者の皆さんのご理解を得、署名のご協力をいただけますようお願いいたします。

拉致問題の解決を求める署名にご協力ください。

http://my.formman.com/form/pc/1ETseQLRiBve8CTd/