孤独死について | 徐裕行のブログ

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徐裕行の周辺で起きたことを
無理にでも拉致問題の解決に結びつける
うまく、落とせない時もあるけどね。

最近巷で孤独死が問題となっている。
誰にも看取られずに旅立って行くのは、あまりにも寂しかろうという心情は確かにある。


しかし、死に行く者は誰もが孤独なのだ。孤独に死んで行くことは哀れんでも仕方ないが、何日も、時には何ヶ月も発見されずに朽ちて行くことには切なさを感じる。


今日の午後、会社で寮に使っているアパートの大家が少し興奮した面持ちで会社にやってきた。大家によると、昼前にアパートに行き、一階の住人を訪ね、ドア越しに声をかけたところ返事がない。室内からはテレビの音が聞こえている。ガラス戸から室内を除くと住人が寝ている。何度も声をかけたがびくりとも動かない。


大家は不審に思い、入り口のドアノブを回すと鍵がかかっていなかった。住人に声をかけながらドアを開け、横になっている身体に触れてみると、すでに硬くなっていたという。


すぐに警察に連絡し、夕方まで事情聴取を受け、その足でうちの会社にきたというわけだ。


住人は45歳の男性である。ぼくより2つも若い。
死因は司法解剖の結果の結果を待たなければならないが、急性心不全か脳梗塞というところだろうか。


いずれにせよ、彼はひとり孤独な部屋の中で静かに息をひきとった。彼は死の間際にいったい何を考えただろうか。これまでの人生が走馬灯のように頭によぎりながら最後のときを迎えるのだろうか。それとも愛する人のことを思い浮かべながら死に行くのだろうか。


ぼくは死後の世界というものを信じていない。輪廻転生を現代の言葉で言い換えるならばリサイクリング・システムだ。食物連鎖などの物質的なリサイクルは存在するが、個人の精神の再生などありえないと考えている。たった一度の人生だから精一杯努力をするのだ。


そして、たった一度の人生だからこそ、出会いと別れを大切にしたいと切に思う。


拉致被害者とその家族たちは、故意に他国の工作の犠牲となってしまった。事件発生からあまりにも長い歳月を要したが、事件解決の機会はまだあると信じている。
日朝の政府間の交渉再開を求める要求を朝鮮総連に提出します。下記の署名フォーマットへアクセスの上、署名のご協力をお願いいたします。


http://my.formman.com/form/pc/1ETseQLRiBve8CTd/


※皆さんにお願いします。

北朝鮮による日本人拉致事件は、国籍、思想、年齢、性別、職業などに関係なく、日本に住むすべての方に関係する問題です。ぜひとも朝鮮総連に拉致問題の解決を求める署名
にご協力ください。

上記の青色部分をクリックの上、署名をお願いします