歳を数えて今日は父が生きていれば81歳の誕生日でした。私の目に見えなくなってからもう15年たちますがそれでも毎年今日は心の中で「おとうさん、お誕生日おめでとう」秋空を見上げながらつぶやきます。声が届いているような気がして。育ててもらった恩返しを充分にできぬままお別れしてしまったけれどいただいた命を今日も生きることがご恩返しになると信じて。来年の9月30日も次の年の9月30日も私が生きている限り特別な日。そうやってまだ繋がっていたいという娘の一体感の日。