桐木関へ、金駿眉の旅へ | 中国&台湾茶 遥かなる銘茶への旅

桐木関へ、金駿眉の旅へ

毎年、武夷山への旅の際に訪ねる桐木関。

 

 

紅茶が誕生した村でありながら、今でも大自然の残る村です。

 

この自然の残る理由は外国人はもちろん、中国人も申請をし承認を得なければ入ることさえ許されない村だから。

 

 

入村するゲート前には人だかりがあり、中に入ると人声が全くなくなる不思議な感覚は毎回、この村に入ると感じること。

 

 

毎年同じ時期に行っていますが、今年はここ桐木村も寒さのため製茶時期も遅く5月で金駿眉を作っていました。

 

 

現在の中国での紅茶ブームのきっかけとなった金駿眉はこの桐木関が発祥です。


この桐木関で誕生した金駿眉を真似て作られたものが大半を占める中、この村で作られた本物は数十万円出しても買うことはできない貴重なものとなっています。


 

到着してまもなく淹れてくれた金駿眉は茶師が作った茶葉も製茶もこの桐木村でできたもの。



昨年淹れてくれた金駿眉は100%でなく他産地のが混じった金駿眉だったので、数年ぶりに味わった貴重な1杯でした。


この桐木関の茶葉だからこそ持つ深く芳醇な味わいがこの金駿眉の証と再認識しました。


紅茶ブームで大きく変わった中国紅茶の世界。


茶産地はもちろん、品種、製法も大きく変化してきています。


2018年のXingfuセミナーは中国紅茶を予定しています。


どうぞ楽しみにお待ちください。

 

 

謝謝!

 

 

 

 

中国茶&台湾茶研究家

中国&台湾茶教室―Tea Salon Xingfu  ★★ 主宰 今野純子
 

ご訪問、ありがとうございます♪。

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