韓国の代表紙「朝鮮日報」が報道! | 「日韓次世代映画祭」「下川正晴研究室」「大分まちなかTV」ブログ

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下川正晴(大分県立芸術文化短大教授、shimokawa502@gmail.com 携帯電話090-9796-1720、元毎日新聞論説委員、ソウル支局長)。日韓次世代映画祭は2008年開始。「大分まちなかTV」は、学生と商店街のコラボ放送局です。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ韓国の代表紙「朝鮮日報」は16日の紙面で、長湯温泉で開かれた「第1回日韓短編映画祭」の模様を、東京特派員の写真と記事で大きく報道しました。以下、全訳です。

朝鮮日報日本語版WEBの記事は、ここです。

【写真説明=コメの倉庫を改造した田舎の温泉で、日韓短編映画祭が開かれた。左側から映画祭シンポジウムに参加した下川正晴・大分県立芸術芸術文化短期大学教授、映画俳優イ・ミンギ、イ・ミョンセ監督、ハン・ジヘ監督、イ・ソヒョン撮影監督。このほかに映画祭には、キム・ジョンウォン映画評論家、イ・ビョンフン韓国映像資料院長、パク・ジフン・ソウル芸大教授などが参加した。】

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大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ【大分県竹田市=ソヌ・ジョン特派員】12日から14日まで九州の長湯温泉で初めての「日韓短編映画祭」が開かれた。前夜祭・シンポジウム・歓迎パーティーも全部売り切れだった。

大分県竹田市にある長湯温泉は、韓国でも有名な湯布院からクルマで約40分、山道を走って現れる温泉街だ。この鄙びた山間の街で、3日間の「第1回日韓短編映画祭」が開かれた。韓流関連の行事があふれる日本だが、短編映画祭が別途に開かれたのは初めてだ。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ日本最北端の北海道紋別市で映画「おいしいマン」(2008年)を撮った俳優イ・ミンギは「紋別に行った時、『本当に田舎だな』と思ったが、この温泉地に来てみたら、ここが本当に田舎だった」と話して、観客たちの爆笑を誘った。

12日、前夜祭として開かれた映画「おいしいマン」上映会は、温泉施設「御前湯」の畳の大広間で開かれた。13日のシンポジウム、短編映画上映、歓迎パーティーは、米の倉庫を改造した温泉施設のホールで開催された。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ「音響に問題はあるが、温泉の雰囲気を最大限に生かそう」という趣旨だ。当初の憂慮とは違い、前夜祭の定員80席、シンポジウムと歓迎パーティー定員150席のチケットは全部売り切れた。

日本で放映されたドラマで人気を呼んだ俳優イ・ミンギの日本人ファンたちが訪ねてきたおかげで、短編映画祭はさらに活気を得た。福岡から来たタケダ ユリコ(45)さんは「イ・ミンギを見るために来たが、短編映画を通じて韓国の映画に対する理解が深くなった」と話した。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ短編映画祭ではDKキム・テギュン監督の「森浦へ行く道」「制服着るデー」、2008年全州国際映画祭短編部門最優秀賞を受けたハン・ジヘ監督の「汽車を止めて」、韓国実験映画の先駆者であるイム・チャンジェ韓国独立映画協会理事長の「涙」などが、監督本人の解説付き上映された。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログソウル芸大学生たちの作品発表と解説もあった。日本からは近藤一彦監督の短編映画と福岡インディペンデント映画祭の優秀作品、橘剛史監督の作品、九州龍谷短大の学生たちの作品が紹介された。

今回の映画祭は、大分県立芸術文化短期大学が去る4月、長湯温泉がある竹田市立小学校の廃校跡に、大学キャンパスが作られたことで構想された 映画祭ディレクターを務めた下川正晴教授(情報コミュニケーション学科)は「地域の活性化のために映画祭を企画した。映像を通した日韓交流がより一層深くなるのを期待する」と語る。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ映画祭には同短大生のほか、立命館アジア太平洋大学(別府市)や日本文理大学(大分市)に通う韓国人留学生たちもボランティアとして参加した。