人事考課の納得性 | 人事評価のQ&A

人事考課の納得性

 辞書によると、納得とは「他人の考え・行為を理解し、もっともだと認めること。」という意味であり、~性とは「その性質・傾向を持つことを表す接尾辞。」である。したがって、納得性とは「他人の考え・行為を理解し、もっともだと認めることができる内容であること」という意味になる。

 

① 人事考課の納得性

 
 一般に、人事考課の結果が自分にとって都合がよければ、その結果に至った理由に関係なく多くの人は納得する。

 

しかし、全員が良い結果になるとは限らない。悪い結果になってしまう場合もある。そんな場合に、結果について納得せよと言ってもなかなか納得できるものではない。

 

やはり、その結果に至った理由を丁寧に説明し、評価の手続きについての納得性を高めることが必要になる。

 

② 納得性の重要性

 
 仮に公正な評価であっても、評価を受けた人がその評価結果に納得しなかったら、今後の仕事に対する意欲向上に結び付きにくい。

 

逆に、点数の低い評価であっても、考課者からの十分な説明により評価を受けた人が納得していれば、今後の仕事に対する意欲が後退することはない。

 

十分な説明を受けることで、「認められている」「大事に見守ってもらっている」という気持ちが強くなり、更に仕事への取り組み意欲も増大する。

 

(以下、後日)
4.納得性を高めるための必要条件
5.納得性を高めるための方法

 

人事考課基本研修動画(抜粋見本11分) をどうぞ!
  

JK式人事考課制度の作り方動画(24分)をご覧ください!