目標の書き方 | 人事評価のQ&A

目標の書き方

 会社で目標管理制度が導入されたのですが、事務部門なので営業のように数値目標にはなりません。数値目標でない場合は、どのように目標を書けばいいのでしょうか?


 以前、「定量目標と定性目標」の記事で説明したのですが、あらためてここで説明します。



 目標の達成度を客観的に判定するために「後から計測できる表現」にすることが必要です、数値目標でない定性目標の場合も、達成レベルがわかるよう状態や条件(期限、目標が達成された状態のイメージなど)を明らかにし、「~~の状態になる、なっている」「~~の行動をする、完了する」というように表現します。

① 現在の条件、レベル、状況を記述する。
  今後○○のような環境変化が見込まれるが、現状の○○を維持する。


② 望ましい条件、目標が達成されたときの状況や状態を記述する。
  ○○を実施することにより、○○の重複をなくすようにする。


③ ねらいとする改善、革新の内容を記述する。
  ○○処理時間の短縮のため、○○マニュアルを新たに作成する。


④ 望ましい結果を記述する。
  ○○処理ミスによる修正作業を、○○をすることにより、発生させない。


⑤ スケジュール化する。
  ○月までに、上司の承認をもらい、その結果、○○までに○○を実施する。
  ○○処理を、○○することにより、現状の○日から○日以内で実行するようにする。


⑥ 複数の状態条件を記述する。
  ○○の定着化(定着とは1~~、2~~、3~~になっている状態をいう)


以上のような方法で「後から計測できる表現」にします。