店長に残業代支払い命令 | 人事評価のQ&A

店長に残業代支払い命令

 マクドナルドの店長が、管理職扱いされて時間外手当を支払われないのは違法として、未払い残業代や慰謝料など計約1350万円の支払いを求めた訴訟で、東京地裁は28日、約755万円の支払いを命じた。

 

 裁判官は「職務の権限や待遇から見て、店長は管理監督者に当たらない」と述べたが、日本マクドナルドは、「控訴する方向」ということである。

 
 日本マクドナルドだけでも、同じような店長が1700人余いるらしい。他のファストフードや飲食店でも同様のケースが多く存在するだろう。

 

 もし、これで確定すると、この業界だけでなく多くの企業にすごい影響がある。

 

 判決は管理監督者を「経営者と一体的立場で労働時間の枠を超えてもやむを得ない重要な権限を持ち、賃金が優遇されている者」と判断したが、どれだけ「経営者と一体的立場」の管理職がいるのだろうか。