191.評価の段階 | 人事評価のQ&A

191.評価の段階

 人事考課の評価基準が未設定のため、評価の統一ができていません。考課要素や着眼点などは、等級ごとに整理されていますが、段階ごとの評価基準が必要だと考えています。ちなみに評価定義は最上級がSで最下位はDです。目安的で結構ですが、評価基準を教えていただけないでしょうか。 

 

 評価段階の目安ということですが、まず、ABCの3段階で考えて、その後、必要に応じて5段階にするとよいと思います。


 ABCの真ん中のBは、「標準。期待通り。会社や上司の期待通りであった。多少のミス間違いや問題点があったが、許容範囲である。」という目安でよいと思います。
Aは「期待を上回る。申し分ない。ミス間違いや問題点はまったくなかった。」
Cは「期待を下回る。問題がある。ミス間違いや問題点があった。許容範囲を越えている。」
というようになります。

 

 その上で、Cに該当し、さらに業務に支障をきたした場合はDとする。
Aに該当し、上回った期待値が上位等級のものであった場合はAとする。
というようにD・Sを考えられるといかがでしょうか。

 

 ホームページ「評価の疑問 」の「評価の段階 」の記事に詳しく掲載しております。
ご覧ください。
http://www.sabcd.com/01kihon/12kihon.htm#9