クリスマス・イブ いかがお過ごしですか?
わたしの感覚ですが、
一時期(高度成長時代)に比べ
クリスマス商業主義ムードは
落ち着きをみせているようです。
今朝の朝ドラを見て思いました。
「クリスマスキャロル」という小説が
イギリスにあリましたね。
あの感じです。
なんとも言えぬ幸福感、性善説的ムード、
「みんないいひと」的なムード。
確かに
理想的な空気です。
これは尊重すべき世界です。
しかし、残念ながら、
これは偽善であり、まやかしであり、
一過性であり、幻想であることに
やがて気づくことになります。
それが、キリスト教の限界であり、
浅薄さであります。
サンタクロースは
「ばらまき」的な幸福しか
もたらせてくれませんでした。
すこし格上のヨーロッパのサンタでさえ、
日本の「なまはげ」的な
道徳的・勧善懲悪的な役割を
果たしているに過ぎません。
子どもはそれでいいでしょうが、
大の大人がその程度のレベルで
踊らされていることは
がっかりします。
(つづく)