ブログネタ:人生で一番痛かった思い出 参加中
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アメブロの、ブログネタ「人生で一番痛かった思い出」というタイトルを見て、何かあったかな?と考えていたら、このことを思い出しました。
はじめての出産のときの話です。
これから出産を控えている方で、こわがりさんは、読まないほうが良いかもしれませんが^_^;
ご自分の責任でお願いいたします(__)
妊娠中、何度も逆子になっていたのですが、最後の検診の時には、胎児が正常な状態になっていたので安心していました。
深夜に陣痛がはじまって。。。
でも、落ち着いていたので、シャワーで髪の毛を洗って。。。
陣痛の間隔を計りながら。。。
いつ病院に行こうかな?と悩みました。
我慢できるなら、起こすのも悪いから、夜中ではなくて、明るくなってからが良いなあ。。。
と思ったのを覚えています。
病院に向かって、お医者様に診察して頂いたら、お医者様の口から出た言葉が
「あっ! 足だ!!!」
えっ!!!
えーーーー!!!
「赤ちゃんが直立不動な感じで足を下にして立っていますので帝王切開しましょう」
「緊急オペの準備して」と看護婦さんに言っているのが聞こえました。
えっ!!!
えーーーー!!!
それだけでした。
はい。着替えて。
はい。採血します。
はい。ストレッチャーにのって。
えっ!!!
えーーーー!!!
と思いながら、言われるままに。。。
ストレッチャーに乗せられて、手術室に運ばれる廊下で主人が到着したのが見えて
「逆子だったらしく手術するみたい」
えっ!!!
えーーーー!!!
本当に、ただただ
えっ!!!
えーーーー!!!
手術室に着き、先生が来て。。。
「カツ丼がいいな。頼んでおいて」
えっ!!!
えーーーー!!!
先生と看護婦さんがご飯の相談してました^_^;
麻酔して、お腹切って、赤ちゃんが無事に取り出されました。
看護婦さんが赤ちゃんを枕元に連れて来て見せてくれました。
嬉しかった。
それもつかの間
「では、赤ちゃん綺麗にして、ご家族とご対面してもらいますね」
看護婦さんは満面の笑みでそう言って、生まれたての赤ちゃんを連れて行ってしまいました。
その後です。
痛くなりはじめたのは。。。
「い、いたい!」
「いたい!」
私は、何度もそういって、痛みに耐えられず頭を右へ左へ
先生と看護婦さんは
「そんなはずないですから。大丈夫ですよ。落ち着いて下さい。」
「じっとしていてください」
「痛いはずないんだから、そんなこと言って騒がないで」
と、怒り口調で、「そんなことない」って言われても
「いたい!」
「いたい!」
「いたい!」
本当に痛くて痛くて、耐えられず、また首を振ったりして暴れていると
先生だったか、看護婦さんだったか忘れましたが
私の足の指先を触って
「これわかります?今、足、触っているんですよ。わからないでしょう。麻酔効いてるんですから。どこ触ってますか?」
「左足の人差し指」
と、私が、小さな声でそう言った途端、手術室に一瞬の沈黙
そして、全員が一斉に
「大丈夫ですよ。あと少しで終わりますから。もう少し。我慢して下さいね。」
「あと少しですからねえ」
「頑張ってください」
「あと少しですよお」
急に、全員が、異常なほどに優しい口調。。。
この一瞬の沈黙と、一斉の声掛けに、私は、すべてを察したわけです。
途中で麻酔が切れてたんだ。
そして、この時、私が思ったことは
「今頃、赤ちゃん見て、みんな呑気に大喜びしてるんだろうなあ。」
「私は、まだ、お腹空いたまま、こんなに痛い思いしているのに。」
皆の笑顔を思えば思うほど、涙が出そうになるほど、「なんで私だけ~」と悔しい気持ちがこみ上げてくるという。。。そんな第一子の出産でしたとさ。
本当に、痛かったです。
当たり前ですが。
因みに、病院は、神奈川県にあるかなり有名な総合病院でした。
先生も名医で有名な方だったのですが、緊急オペだったから、麻酔の先生が微妙だったのかもしれない?と勝手に後で考えました。
二人目も帝王切開で生んだのですが、もう二度とあんな思いをしたくなかったので、ガッツリ稼いで、とても有名な病院で生みました。
天国と地獄ほどの違いを感じました。
因みに、そんな痛い思いをして生んだ子供は、すくすくと、そして、とても良い子に育ってくれて、今は頑張って就職活動しています。
はあ。。。
このブログネタなかったら、思い出さなかったほど、もう忘れかけていた話ですが、今になって思えば、トンデモナイ話ですよね(笑)