当たり前の話 | jagged lovable pill

jagged lovable pill

中途半端に疾走するjitacoの、日常です。

布にビーズ刺繍をしていて、

それがなかなか上手くいかなくて、

ちょっとイライラっとして手を休めた。







好きでやっていることなのに、

やっていると徐々にその喜びが薄れてしまう。


好きなことが出来る時間があるということは、

とても有り難いことなのに、

いつもこうしていると、

その有り難みも段々薄れてしまう。




私は常々、働いていないことに、

とてもプレッシャーを感じていて。

心優しい友人達は、

ちゃんと家のことをやっているのだから

気にすることないよ、と言ってくれる。


そのたび、勇気付けてもらうのだけれど、

またひとりで日中過ごしていると、

じわじわと不安が戻ってきたりして。


「良いよね~、好きなことができて」

という言葉に、ひどく傷ついたりする。

働かなくて良い、

ということが、誰にとっても最良な訳じゃないのに・・と。





・・・でも、やっぱりそうなんだよね。

有り難いことなんだよね・・。

自由に使える時間が沢山あるってこと。

今のこの状況。

客観的に見れば、何を悩むことがあるの?

いう人の方が、普通なんだよね。


いつのまにか、

今現在の自分のことしか見えなくなってしまって、

自分と違うものばかり羨ましがってしまっていた。

その人にも、その人にとっての悩みがあるのに。


頭では解っているつもりでも、

実際はどうにも井の中の蛙になってしまっていた。


だから、折角温かい言葉を掛けてもらっていても、

すぐ凹んでしまうんだ、

ちゃんとわかってないから。



大体、外で働いていたら、

私はきっと仕事に夢中で、

ある意味仕事に逃げてしまうんだろう。


時間をうまく使えない言い訳を、

仕事のせいにしちゃったりするんだろう。




多分、もういい加減そのパターンで終わるなよ、

ということなんだろう。



自分で決めて、自分で動く。

そういう訓練をしなさい、

ということなんだろう。

今は。




自分の環境というのは、

いつも自分に何か課題を与えている。


自分とは違う境遇の人の考えを

受け入れられるようになるためにも、

自分の弱さを克服するためにも。


いつでも、今はチャンスを与えてくれているのだ、

と、ふと思った。


同時に、本当に甘くて子供な自分に反省。




何か大きなことを成し遂げようと意気込んでいる訳ではない。

ただ、いつも気持ちをまっすぐに、

感謝と喜びの気持ちを持って何かをすること。


それが、ヨワッチイ私を励ましてくれる人達の恩に

ちょっとでも応えることになるのだと思うから。

そしてもちろん自分のためにも。。